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詐欺メール(なりすましメール)に効果的な対策・対処法を徹底解説

「詐欺メールが届く原因を知りたい」「効果的な対策や対処法を教えてほしい」という疑問がある方もいるでしょう。詐欺メール(なりすましメール)とは、ユーザーを騙して悪意のある行為を促すメールのことです。

届く原因は複数あるため、まずは自身の状況を確認することが大切です。その上で、状況に適した対策・対処法を実施することで、詐欺メールのリスクを効果的に抑えることができます。

本記事では、詐欺メール・迷惑メールの種類、届く原因や対処法、対策について解説します。詐欺メールによるリスクを防ぎたい方は、ぜひ本記事を最後までご覧ください。

目次

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  1. 詐欺メール(なりすましメール)とは
  2. 詐欺メールに類似する迷惑メールの種類
  3. ウイルスメール
  4. フィッシングメール
  5. スパムメール
  6. チェーンメール
  7. 標的型攻撃メール
  8. 詐欺メールが届く主な原因
  9. 詐欺メールが届いたときの対処法
  10. メールを開かないで削除する
  11. メール内のリンクをクリックしない
  12. メールの真偽を確かめる
  13. 絶対に返信しない
  14. 詐欺メールが届かないための対策
  15. メールアドレスを一般公開しない
  16. 複雑なメールアドレスを採用する
  17. 社内でメールアドレスの利用ルールを策定する
  18. 迷惑メール対策のサービスを導入する
  19. 詐欺メールの対策ならActSecureクラウドメールセキュリティ byGMO
  20. まとめ

詐欺メール(なりすましメール)とは

詐欺メール(なりすましメール)とは、ユーザーを騙して悪意のある行為を促すメールのことです。この種のメールは、スパムやフィッシング詐欺としてよく利用されます。

典型的な例としては、銀行や有名企業、信頼できる個人などを装い、ユーザーに個人情報や金銭を要求する内容のメールを送ります。詐欺メールはその巧妙な文面により、受信者が本物と誤認しやすい点が特徴です。

▼詐欺メールの巧妙な手口

  • 有名企業とよく似た名称を用いる
  • 公式に見えるロゴやデザインを使用する
  • 正式な文言で緊急性を誇張した内容を含む

ユーザーはこれに応じて情報を提供したり、リンクをクリックしたりすると、個人情報の漏洩や金銭的損失、あるいはマルウェア感染などのリスクが生じます。

詐欺メールの被害を防ぐためには、メールの出所を確認すること、不審なリンクや添付ファイルを開かないことなど、複数のポイントを意識する必要があります。

詐欺メールに類似する迷惑メールの種類

詐欺メールに類似する迷惑メールの種類は多岐にわたります。本項では、その主なものとして以下の5種類を紹介します。

  1. ウイルスメール
  2. フィッシングメール
  3. スパムメール
  4. チェーンメール
  5. 標的型攻撃メール

各種類の特徴について詳しく見ていきましょう。

ウイルスメール

ウイルスメールとは、メールに添付されたファイルやリンクを介してウイルスを広めることを目的としたメールのことです。このメールは一見無害に見えることが多く、受信者を騙して添付ファイルを開かせることを狙います。

メールの内容に従ってファイルを開いたり、リンクをクリックしたりすると、スマートフォンやパソコンなどのデバイスがウイルスに感染する、もしくはシステムが損傷するリスクがあります。

フィッシングメール

フィッシングメールは、正規の企業や機関を装い、受信者から個人情報や金銭を詐取しようとするメールです。緊急を要する事態を装い、ログイン情報やクレジットカード情報などの入力を求めてきます。

フィッシングメールに記載されたリンクをクリックすると、偽のWebサイトに誘導され、そこで個人情報が盗まれる危険があります。

【関連記事】フィッシング詐欺とは?具体的な手口や被害に遭わないための対策

スパムメール

スパムメールとは、広告や宣伝を目的として大量に送信されるメールのことです。これらのメールは通常、不特定多数の受信者に無差別に送信され、迷惑を引き起こします。

スパムメールの中には詐欺的な内容を含むものもあり、金銭的なリスクが生じることもあるため注意が必要です。

チェーンメール

受信者にメールを他者に転送するよう要求するメールをチェーンメールと言います。幸運が訪れるといった迷信や、不幸が訪れるという脅迫的な内容を含む点が主な特徴です。

チェーンメールの指示に従ってメールを他者に転送すると、その迷惑行為に加担し、迷惑メールを拡散してしまうことになります。無視するのが最良の対策です。

標的型攻撃メール

標的型攻撃メールは、特定の個人や組織を狙い撃ちにするメールです。受信者の個人情報や関心事を利用して信頼を獲得し、添付ファイルの開封やリンクのクリックを促します。

標的型攻撃メールは一般的なスパムメールよりも手口が巧妙で、高度なセキュリティリスクが伴います。口座番号や個人情報の抜き取りなどが主な目的です。

【関連記事】標的型攻撃メールの被害事例|手口の種類や最新事例・文面・見分け方を紹介

詐欺メールが届く主な原因

詐欺メールが届く原因は多岐にわたります。主な原因としては、以下のようなものが挙げられます。

▼詐欺メールが届く主な原因

  • 悪質なWebサイトを利用した
  • Webサイト上でメールアドレスを公開している
  • 無作為にメールが送信されている
  • 自動収集するツールによってメールアドレスが知られた
  • サービスの情報漏洩の事故により外部に流出した

自身の行動が原因ではない場合、不特定多数に詐欺メールが送信されている可能性があるため、何もせず無視することが最善策となります。一方で、自身に何かしらの原因がある場合は、詐欺メールの送信を停止するための早急な対処が必要です。

まずは詐欺メールが届く原因を把握し、その上で状況に合った対策を立てることが重要となります。適切な対策を講じることで、詐欺メールの被害を最小限に抑えることができます。

詐欺メールが届いたときの対処法

詐欺メールが届いた場合、迅速かつ正確に対処することが被害を防ぐ最大の鍵となります。本項では、詐欺メールに効果的な対処法を4つ紹介します。

  1. メールを開かないで削除する
  2. メール内のリンクをクリックしない
  3. メールの真偽を確かめる
  4. 絶対に返信しない

詐欺メールが届いている方は、以下の対処法を参考にしてください。

メールを開かないで削除する

詐欺メールと判断できる場合は、メールを開かずに削除しましょう。詐欺メールを一度開くと、悪意のある広告や画像が表示されるリスクがあります。その点、メール自体を削除することで、このリスクを回避できます。

具体的には、メールアプリケーションやWebメールの削除機能を使用し、メールをゴミ箱に移動させ、その後ゴミ箱を空にしてください。

メール内のリンクをクリックしない

詐欺メールに含まれるリンクは、フィッシングサイトへの誘導やマルウェアのダウンロードリンクである可能性があります。そのため、メールに添付されたリンクは絶対にクリックしてはいけません。

疑わしいリンクをクリックすることは、個人情報の漏洩や金銭的リスクに繋がることがあります。また、リンクをクリックしたことは攻撃者に伝わるため、攻撃者からマークされる危険性もあります。

メールの真偽を確かめる

詐欺メールが本物のメールのように見える場合、メールの真偽を確かめることが重要です。例えば、以下のような方法で真偽を確かめることが可能です。

▼メールの真偽を確かめる主な方法

  • メールに記載された企業や機関の公式WebサイトにアクセスしてURLを確認する
  • メールの送信元アドレスと正規のアドレスを比較する
  • メール本文の日本語が不自然ではないか確認する

これらの方法で確認し、不適切だった場合は詐欺メールである可能性が高くなります。判断がつかない場合は、複数の方法で真偽を確かめるようにしましょう。

絶対に返信しない

詐欺メールに対しては、どのような状況であっても返信してはいけません。返信することで攻撃者にメールアドレスの有効性を知らせ、さらなる迷惑メールのターゲットになるリスクがあります。

また、返信することで個人情報を教えてしまう可能性もあるため、不審なメールには反応しないことが大切です。

詐欺メールが届かないための対策

詐欺メールは届かないようにすることが最も効果的な対策と言えます。そのための対策方法は以下の通りです。

  1. メールアドレスを一般公開しない
  2. 複雑なメールアドレスを採用する
  3. 社内でメールアドレスの利用ルールを策定する
  4. 迷惑メール対策のサービスを導入する

各対策について1つずつ解説していきます。

メールアドレスを一般公開しない

詐欺メールのリスクを抑えるためには、メールアドレスを一般公開しないことが大切です。具体的には、連絡先情報を公開する場合、メールアドレスの代わりに問い合わせフォームを設置すると良いでしょう。

これにより、メールアドレスが直接インターネット上に表示されることなく、詐欺メールのリスクを減らすことができます。

複雑なメールアドレスを採用する

予測されにくいメールアドレスを使用することも、詐欺メールを受け取るリスクを減らす1つの手段です。複雑なメールアドレスは攻撃者に推測されにくく、自動収集ツールの対象から外れやすくなります。

▼複雑なメールアドレスの例

  • 数字や特殊文字を組み合わせる
  • 大文字と小文字を混ぜる
  • 誕生日や氏名など予測されやすいものを使わない

例えば、短い名前や一般的な単語のみを使用するよりも、数字や特殊文字を組み合わせたメールアドレスを採用すると良いでしょう。

社内でメールアドレスの利用ルールを策定する

企業内でメールアドレスの利用ルールを策定し、従業員全員に共有する方法も対策として有効です。明確なルールを設け、従業員のリテラシーを高めることで、詐欺メールを受け取るリスクを抑えられます。

例えば、社外とのコミュニケーションには特定のメールアドレスを使う、個人的な利用には別のアドレスを使うなどのルールを設けることが効果的です。また、定期的に勉強会やセミナーなどを開催し、従業員のリテラシーを向上させるのも良いでしょう。

迷惑メール対策のサービスを導入する

迷惑メールのリスクをより効率的に防ぎたい場合は、迷惑メール対策のサービスを導入しましょう。多くのサービスはウイルスチェックやスパムチェックを提供しており、不審なメールを自動的にフィルタリングします。

メールのセキュリティを専門のサービスに任せることで、詐欺メールを事前に防ぐことができ、より安全な環境を維持することが可能です。より強固なセキュリティ環境を構築したいなら、信頼性の高いサービスを選択するようにしましょう。

詐欺メールの対策ならActSecureクラウドメールセキュリティ byGMO

画像引用元:ActSecureクラウドメールセキュリティ byGMO

詐欺メールの効果的な対策をしたいなら、「ActSecureクラウドメールセキュリティ byGMO」の利用がおすすめです。

本サービスは、メールサーバーに届く前にウイルスやスパムを検出・排除する機能を有しています。これにより、社内ネットワークに悪意のあるメールが侵入するリスクを効果的に抑えられます。

また、本サービスの大きな利点は低コストでの導入が可能であることです。特別なハードウェアやソフトウェアの購入、専門的な知識や管理スタッフの配置などの必要がなく、手軽に始めることができます。

そのため、中小企業や個人事業主でも詐欺メールの対策を手軽に始められます。「低コストで詐欺メールの対策を行いたい」という方は、本サービスの利用をご検討ください。

まとめ

本記事では、詐欺メール・迷惑メールの種類、届く原因や対処法、対策について解説しました。

詐欺メールに類似する迷惑メールにはさまざまな種類があり、手口やリスクはメールの種類に応じて異なります。悪質なメールが届く原因を明確にし、その上で適切な対策を立てることが大切です。

効果的に詐欺メールを対策したい方は、「ActSecureクラウドメールセキュリティ byGMO」の利用を検討してください。低コストでサービスを導入できるため、中小企業や個人事業主でも手軽に対策を講じることが可能です。

文責:GMOインターネットグループ株式会社