2014年4月7日

いよいよ始まる、東京のドメイン「.tokyo
各ドメイン登録サービス提供事業者で先行登録受付開始
~ インターネットを通じて東京を世界へ ~

  • GMOドメインレジストリ株式会社

 GMOインターネットグループでレジストリ事業を展開するGMOドメインレジストリ株式会社(以下、GMOドメインレジストリ)は、地理的名称トップレベルドメイン*1(以下、地域名TLD)「.tokyo」の運営業務を本日2014年4月7日(月)より開始いたしましたので、お知らせいたします。
 東京のプレゼンスを高める「.tokyo」は、WEBサイトを通じて東京の魅力を広く世界へアピールすることが可能なドメインです。
 
GMOドメインレジストリ社による「.tokyo」プロモーションサイト URL:http://hello.tokyo/
 
【「.tokyo」運営開始の背景】
 これまで、「.com」や「.net」をはじめとする一般的なドメイン(gTLD*2)は22種類に限定されており、インターネットの利用が拡大するにつれ、使用したい文字列でのドメイン登録が困難になっていました。
 これを受けてインターネット資源を全世界的に調整・管理する非営利団体のICANN*3では、2012年に新たなトップレベルドメイン(以下、新ドメイン)導入のため、ルールを大幅に自由化しました。これにより2013年末頃から次々と新ドメインが誕生しています。
 新ドメインには「.camera」や「.gallery」などといった一般名称や、「.london」や「.paris」、「.nagoya」といった地理的名称を表すドメイン(地域名TLD)などがあり、特に地域名TLDは観光、商工、文化、スポーツ、地域振興など、様々な分野で地域名ブランドの存在を国内外にアピールできるとして注目されています。
 
【「.tokyo」の運営開始まで】
 地域名TLDの管理運営事業者になるためには、東京都や名古屋市などその文字列が表す地方自治体の支持を得て、ICANNによる当該TLDの管理運営事業者審査を通過しなければなりません。
 GMOドメインレジストリは、「.tokyo」の運営において2011年11月に東京都からご支持をいただき、2013年7月にICANNの審査を通過、2013年11月にICANNとの契約を交わし、運用システムのテストを経て、この度の開始に至りました。「.tokyo」は、ニューヨーク、ロンドン、パリなどに並んで、世界でも注目されている地域名TLDです。
  
【商標権者様の「.tokyo」登録について】
 本日より、国内のレジストラ*4事業者(ドメイン登録サービス提供事業者)を通じてお申し込みいただけますが、商標権者優先登録(サンライズ)に申請するためには、優先根拠となる商標権の整合性を確認するためにICANNが用意した商標権者保護プログラム“TMCH(Trademark Clearinghouse)”へ事前登録いただく必要があります。詳細は各レジストラのサービスへお問い合わせください。
 
【「.tokyo」記者発表会について】
 「.tokyo」の開始にあわせ、本日記者発表会を実施いたしました。舛添要一東京都知事や東京を代表するアイドルグループAKB48メンバーも登場し、東京の魅力や「.tokyo」で欲しいドメインなどをお話いただきました。
 
【舛添要一都知事によるスピーチ(一部抜粋)】
 本日より、都道府県初となる地理的名称トップレベルドメイン、「.tokyo」の運用が開始されました。この度、応援団に就任してくれたAKB48さんをはじめ、若い人たちが東京のために一生懸命行動してくれることは非常に嬉しく、改めて感謝申し上げます。6年後の2020年には、オリンピック・パラリンピックも東京で開催されます。
 今後「.tokyo」の利用を通じて、こうした東京の魅力が世界的に広く発信され、世界一の都市・東京の実現に寄与してくれることを期待しています。
 
【記者発表会の様子】


GMOドメインレジストリについて】URLhttp://www.gmo-registry.com/
 GMOドメインレジストリは、GMOインターネットグループで培ったドメイン取り扱いノウハウ、システム構築・運用技術を結集し、地方自治体、法人、団体による新gTLDの申請手続きおよびシステム構築・運用からマーケティング・営業活動支援を行う会社として2009年7月に設立された会社です。GMOドメインレジストリは、キヤノン株式会社様の「.canon」や株式会社日立製作所様の「.hitachi」申請・運用において提携に合意しています。
 
【参考URL
○2011年6月17日東京都知事本局発表資料「地理的名称トップレベルドメイン「.tokyo」の活用について」
URL:http://www.metro.tokyo.jp/INET/OSHIRASE/2011/06/20l6k100.htm
○2011年11月22日東京都から「.tokyo」管理運営事業者として支持
URL:http://www.gmo.jp/news/article/?id=3870
○2013年7月2日地域名トップレベルドメイン「.tokyo」「.osaka」「.nagoya」 運営事業者審査を通過
URL:http://www.gmo.jp/news/article/?id=4232

【用語】
(*1) トップレベルドメイン(TLD)
ドメイン名において、末尾部に配置される「com」や「net」、「jp」などの文字列のことです。TLDは、
それぞれICANNに申請をして認められた事業者がICANNから委任されて管理運営業務を行います。
(*2)gTLD
Generic Top Level Domain(ジェネリックトップレベルドメイン)の略称。現在、gTLDはトップレベルドメイン(TLD)の「.com」や「.net」などの22種類に限定されており、TLDの追加は国や地域別のTLDを除いて、インターネット上の資源を管理する組織ICANNが実施する募集に応募し、規定の審査プロセスを経る必要があります。しかし、20086月にICANNの理事会において、TLD導入のルールを大幅に自由化する案が承認され、2011620日にICANNの理事会において、20121月よりICANNの適切な審査プロセスのもと自由な文字列によるTLDの申請が開始されることが決定しました。
(*3) ICANN
Internet Corporation for Assigned Names and Numbersの略称。インターネット上で使用されるドメイン名やIPアドレスといったアドレス資源の割当管理を行う米国の非営利団体。ドメイン登録業務を行うレジストラ(登録業者)を公認する権限を持っています。
(*4)レジストラ
ICANNに認定されているレジストラは、直接、各レジストリと契約を結び、レジストリデータベースにドメイン情報を登録することができます。1つのトップレベルドメインに対して複数存在することができます。



【サービスに関するお問い合わせ先】
●GMOドメインレジストリ株式会社 安達
E-mail:[email protected]

【報道関係お問い合わせ先】
●GMOインターネット株式会社  グループ広報・IR部 細田・石井・島田
TEL:03-5456-2695 FAX:03-3780-2611  E-mail:
[email protected] 

【GMOドメインレジストリ株式会社】(URL:http://www.gmo-registry.com/ 
会社名GMOドメインレジストリ株式会社 
所在地東京都渋谷区桜丘町26番1号 セルリアンタワー
代表者代表取締役社長 塚原 廣哉
事業内容■ドメインレジストリ事業
【GMOインターネット株式会社】(URL:http://www.gmo.jp/
会社名GMOインターネット株式会社 (東証第一部 証券コード:9449)
所在地東京都渋谷区桜丘町26番1号 セルリアンタワー
代表者代表取締役会長兼社長・グループ代表 熊谷 正寿
事業内容■WEBインフラ・EC事業
■インターネットメディア事業
■インターネット証券事業
■ソーシャル・スマートフォン関連事業
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