トップメッセージ

インターネットをより豊かに便利にする
GMOインターネットグループは、1995年12月にインターネット事業を創業して以来、「すべての人にインターネット」を掲げ、インターネットの場の提供に経営資源を集中し、インターネットをより豊かに便利にするべくその発展に貢献してきました。現在では、インターネットインフラ、インターネットセキュリティ、インターネット広告・メディア、インターネット金融、暗号資産などの事業を展開するまでになりました。
私がインターネットに出会ったのは1994年、新聞の小さな記事がきっかけでした。その瞬間、「これは私たちの生活を変え、社会インフラになる」と確信し、圧倒的な価格とスペックのサービスを提供することで事業を開始しました。そして今、GMOインターネットグループのインフラサービスは国内トップシェアを誇り、1,738万のお客様に支えられ、上場企業10社を含むグループ114社、約8,000名のパートナーと共に成長を続けています。
すべての人に安心な未来を
しかしながら、私たちが思い描いて広げてきた、すべての人が笑顔になるはずのインターネットがいま、脅威にさらされています。サイバー攻撃のニュースを見ない日はありません。誰もがいつ被害にあっても不思議ではない状況に大変私は胸を痛めています。
GMOインターネットグループは、およそ8,000人のパートナーのうち、1,100人がセキュリティ事業に従事し「盗聴・改ざん・なりすまし防止・ログイン認証強化(SSL・暗号セキュリティ)」、「サイバー攻撃対策(サイバーセキュリティ)」、「なりすまし監視・削除支援(ブランドセキュリティ)」、を3つの柱としてサービスを提供しています。
私たちが持つこの最高峰のセキュリティ技術を結集し、安心なインターネットを取り戻すべく、新たに「ネットのセキュリティもGMO」プロジェクトを立ち上げました。
第一弾として世界初の総合ネットセキュリティ・サービス「GMOセキュリティ24」を開始しました。これは、①パスワード漏洩診断、②Webリスク診断、③セキュリティ相談AIを24時間無料で提供するサービスです。
さらに、第二弾として「GMOサイバーセキュリティ大会議&表彰式」を開催。国内最大級のセキュリティイベントとして、政府関係者や業界のプロフェッショナルからのメッセージを発信しました。
「すべての人に安心な未来を」──これを実現するため、セキュリティ意識の向上を促し、必要とされれば私たちのサービスを活用いただくことで、日本のインターネットを守ることを使命としています。
インターネット革命後半戦に向けて
インターネット革命は、Windows 95の発売とともに1995年に始まりました。そしてそのちょうど半分にあたる2022年、OpenAIのChatGPT登場によって、AIが社会に急速に広がりました。私は、インターネット革命の後半戦を担うのはAIだと確信しました。
そして、AIに「ボディ」を与えるのがロボットです。AIとロボットは相性がよく、AIとロボットの導入・活用支援を行う総合商社として、2024年6月に「GMO AI&ロボティクス商事」を設立しました。AIにロボットという身体を持たせ、日本の人口減少という社会課題の解決を目指します。しかし、この世界こそセキュリティ対策は欠かせません。私たちのセキュリティ技術を併せてご提供し、安心してロボットをご利用いただけるようにしてまいります。
お客様の笑顔と感動を創造し、社会と人々に貢献する
IoT、AI、ロボットの活用による自動化、暗号資産がもたらす新たな経済活動など、世界は今、大きな変革期を迎えています。インターネットとAIの融合により、新しいサービスが次々と生まれ、私たちの生活はさらに豊かで便利になるでしょう。
この変革の時代において、誰もが安心してインターネットを利用できる環境を整えることが私たちの使命です。最先端の技術とスピードをもって“自ら作る”ことで、お客様に喜ばれる“圧倒的ナンバーワンサービス”を提供し、「すべての人に安心な未来」を作り上げてまいります。
お客様の笑顔と感動を創造し、社会に貢献するため、これからも全力で取り組んでまいります。引き続き、ご支援のほどよろしくお願い申し上げます。
2025年3月
代表取締役グループ代表
熊谷 正寿
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