2019年5月31日
EDC Japan 2019 バックステージツアーレポート
EDC Japanでは、エンターテインメント産業が与える「夢」や「希望」を伝えるべく、青少年の職業間育成をテーマとしたバックステージツアーを毎年実施しています。
今年も開催前日の2019年5月10日(金)に高校生・専門学校生・大学生を対象とし、特別なツアーを敢行しました。
はじめに主催者挨拶としてGMO Culture Incubation株式会社・代表取締役の吉山勇樹から、
なぜインターネット企業が野外フェスの誘致に携わるようになったのか。そして3年目を迎えるにあたっての抱負や日本誘致までの苦労などを学生の皆さんにも明快に解説いたしました。
次に千葉市・熊谷俊人市長がご登壇。 世界的なイベントの日本開催を千葉の地で行うことに対する感謝のお言葉を賜り、年々増える海外からのインバウンド来場者に対する可能性やご期待、
職業観育成の機会としてのバックステージツアーの意義についてのメッセージを頂戴しました。
そして3人目EDCの創業者のパスクアーレ・ロテラ氏。 20年以上続くEDCの歴史を創り上げてきた本人自らの登場です。 EDCを全世界でのムーブメントにまで築き上げていく中での彼の大切にしていることだったり、夢に向けた心構えなど、学生の皆さんからの熱心な質問に対してインタラクティブにも答えていたのが印象的でした。
最後に現代を生きる若者たちへ描いた夢は何でも実現が可能になってきている。さらに夢をもってこれからの生きていって欲しいという熱烈なメッセージを残してくれました。
講話を終え各ステージ、会場を回ります。毎年テーマの異なるメインステージであるkineticFIELDの今年のテーマは「Love」。 30m級の男女の巨人が2人で支え合うハートは世界にあふれる愛の象徴であるとパスクアーレ氏談。
また、今年からテーマが一新した幕張のビーチには、HARD PRESENTS cosmicBEACHが登場。 LA 最大規模のHARD SUMMER FESTIVALを手がけるHARDがお届けするベースミュージックを中心としたダンスミュージックやヒップホップに特化したステージで、数々のLEDに彩られた浜風注ぐ爽快な雰囲気。
さらには例年ハウスやテクノに特化してアンダーグラウンド支持層に人気のneonGARDEN by Factory 93へ。 LAで数多くのハウス・テクノパーティーを開催するFACTORY93がお届けするステージ。夕暮れ時に輝くネオンの明かりが、ツアー参加者の笑顔を照らします。
最後にEDC Japan2019のオリジナルグッズの数々を記念品として贈呈。
パスクアーレ氏から直々に受け取る中に、皆さんの笑顔があふれ出ます。
本来、18歳未満の入場規制があるイベントですが、青少年の健全な育成や、職業観育成、あるいは夢をかなえることの重要性など、様々なメッセージを込めて、普段は絶対に見られない舞台設営の裏側をナビゲートさせて頂きました。
GMO Culture Incubationでは、これからもさらなるユースカルチャーの支援に尽力していく次第です。
EDC Japan2019バックステージツアーにご参加頂いた皆さん、本当にありがとうございました。