〜Bit Valleyより新合弁会社誕生〜
無料メーリングリストサービスを提供する新会社
「フリーエムエルドットコム」設立について

　メーリングリストとは嗜好を同一にしたグループが電子メールを使って、特定のテーマについての情報を特定のユーザの間で交換するシステムで、あるグループに属するメンバー全員をひとつのアドレスに登録し、そのアドレスにメールを投稿すると、そのグループメンバー全員にメールが同報配信されるしくみです。

　「FreeML」は、全てのインターネットユーザーの皆様に無料でメーリングリストをご提供するサービスで、1997年10月のサービス開始以来、日本の無料メーリングリストの草分的存在として、現在利用者数約20万人、月間約2000万通のメールが配信される日本最大級のメーリングリストサイトです。（2000年1月21日実績） フリーエムエルドットコムから配信掲載される広告は、「FreeML」内のメーリングリストから配信される個人メールのヘッダ部分に2〜5行広告（URLを含む）が自動挿入されます。 広告商品としては、幅広い層に訴求するブロードリーチ型から、嗜好によりターゲットを特定するカテゴリー配信型まで、広告主様のプロモーション特性にあわせた多彩なラインナップを予定しており、課金体系は配信数課金、クリック数課金を併用いたします。また、実際の広告販売活動はインターネットメディアレップを通じて行う方針です。

　わが国のインターネット広告市場は順調に拡大を続けておりますが、特に今後急拡大が予想される電子商取引の活性化においては、広告インフラの整備が必要不可欠な要素となっております。フリーエムエルドットコムはインターネット上のコミュニケーションサービスとしてもっとも注目されているメーリングリストサービスを提供することにより、インターネットユーザー層の更なる拡大に貢献し、質の高い広告インフラを提供できるものと考えております。

　フリーエムエルドットコムは渋谷地区を拠点として展開しているBit Valley（ビットバレー）構想の提唱者の一人である株式会社ネットエイジと、その創始からの賛同者であるインターキュー株式会社とのコラボレーションにより発展した新事業です。また2000年末にはユーザー数約100万人のコミュニケーションインフラとなることを目標とし、早期株式公開を目指します。