2008年2月14日
GMOペイメントゲートウェイ
ASP型非対面クレジットカード決済の新製品「PGカード決済サービス」を販売開始
~事業者視点での安全、高機能、簡単導入を両立~
- GMOペイメントゲートウェイ株式会社
GMOインターネットグループで非対面クレジットカード決済事業を展開する、GMOペイメントゲートウェイ株式会社(東証マザーズ:証券コード3769 本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:相浦一成 以下、GMO-PG)は、導入事業者の「安全」「高機能」「簡単導入」を目指し新たに開発した、ASP型クレジットカード決済サービス「PGカード決済サービス」を2月14日(木)より販売開始いたしました。
◆ ◆ ◆
【概要】
GMO-PGの提供するクレジットカード決済サービスは、10年以上にわたり大手通販事業者をはじめ、EC事業者様やNHK様、東京都水道局等の自治体様など、現在では約16,000の加盟店様にご利用いただいております。この度、これまでの決済業務ノウハウを凝縮し「安全」「高機能」をさらに追求しつつ、ASP型で「簡単導入」をも同時に実現した新たなクレジットカード決済ASPサービス「PGカード決済サービス」を開発し、正式に販売を開始いたしました。
「PGカード決済サービス」は、「Entry」、「Standard」、「Advanced」の3段階のグレード(*各グレードの詳細については、【参考資料】を参照)から事業者様に合ったスペックをお選びいただける非対面事業者向けクレジットカード決済ASPサービスで、全てのグレードにおいて高い情報セキュリティ対策による安全性、次世代を睨んだシステムの拡張性と機能を備えるほか、事業者における簡単導入と導入後のバージョンアップを実現しております。
これにより、幅広い規模・環境・形態の事業者様が、当クレジットカード決済ASPサービスを将来まで安心してご利用いただくことが可能です。
なお、すでに大手通販事業者から大手EC事業者まで、短期間のプレセールスにおいて62の事業者様からご採用の内諾をいただいております。
【特徴】
1. 3タイプの接続方式を標準提供
GMO-PGサーバーへの接続インターフェイスは、お客様のシステム方針や導入時期に合わせて、短期間で導入可能なタイプから、自由にプログラム開発ができるタイプまで、標準で3タイプをご用意しております。
(ア)リンクタイプ
決済パラメータの設定と、GMO-PGがご提供する編集可能な決済画面テンプレートにリンク指定をいただくタイプで、開発工数の最小化による簡単導入とこれまでにない自由な画面編集を実現します。
(イ)モジュールタイプ
GMO-PGがご提供する決済処理プログラム(*Java、PHPで提供)をお客様のサーバーにインストールしていただくタイプで、通信部分の開発を省略することができます。
(ウ)プロトコルタイプ
GMO-PGのサーバーへの接続仕様(API)を公開するタイプで、お客様において決済プログラムを自由に開発いただけます。
2. 4つのセキュリティ機能を標準搭載
情報漏洩リスクを大幅に軽減し、消費者と事業者様がインターネット取引を安心してご利用いただけるよう、各種の情報セキュリティ機能を標準搭載した、クレジットカード決済サービスを提供します。
(ア)カード情報非保持機能を標準搭載
重要情報であるクレジットカード情報を、事業者様のシステムに保持する必要がありません。これにより、万一事業者様において不慮の事故が発生した場合でも、事業者様のシステム内に顧客のカード情報が残らないため、情報漏洩リスクが大幅に低減できます。
(イ)3-Dセキュアに標準対応
「なりすまし詐欺」など、インターネット取引における第三者の不正利用を未然に防ぐことを目的として、Visa International, MasterCard International, JCBが推奨する、決済時にカード会員の本人認証を行う機能です。これにより、事業者様においてはショップの信頼性の向上を図れ、オンライン取引における支払保証とコスト削減効果を得ることができます。
(ウ)セキュリティコードに標準対応
セキュリティコードは、カードの磁気情報には含まれない情報で、クレジットカード裏面に印字されている末尾3桁または4桁の数字を指し、カード所有者のみが分かる情報であるため、偽造カードなどによる第三者悪用を防ぐ本人認証の方法としてその利用が推奨されています。
(エ)管理者権限設定機能を標準搭載
情報セキュリティを考慮し、管理者画面はクライアント証明書をインストールした管理用PCからしかアクセスできないように制限されています。また管理画面へのアクセス権限を3段階で設定することができ、組織内部からの情報漏洩を防ぐことも可能です。
3. カード情報登録機能を搭載 (※Standard、Advancedに標準搭載)
クレジットカード決済をマーケティング視点から捉えた、これからのECに欠かせない機能です。お得意様の囲い込みにより、非対面販売事業における売上向上を実現します。
お客様の初回認証時に事業者様が発行する会員IDとカード情報をGMO?PGのサーバに登録することで、お客様が再来した際に、再びカード情報を入力することなく、ログイン情報のみで決済手続きが可能となります。お得意様の囲い込みによりライバルショップとの差別化に適した機能です。
※1ユーザーあたり5枚まで登録可能です。
4. 確度の高い継続課金機能を搭載 (※Advancedに標準搭載)
継続課金における有効期限切れやカード番号失効による販売機会の損失と業務付加の増加を防ぎ、事業者の業務効率を大幅に向上させることができます。
【今後の見通し】
現在の日本の民間最終消費支出は約291兆円(*1)であり、それに占めるクレジットカード決済の取扱金額は約32兆円(*2)にしか過ぎませんが、今後クレジットカード決済市場はさらに拡大し、国民生活の利便性の向上に繋がると見込まれております。
GMO-PGは引き続き、オンラインでの物販分野、生活に密着した毎月の支払いの分野にクレジットカード決済サービスの普及・推進に努めてまいります。
(*1)平成18年度国民経済計算 (*2) 消費者信用実態調査(日本クレジット産業協会)
■GMOペイメントゲートウェイ株式会社 URL:http://www.gmo-pg.com/
GMO-PGは、インターネットショップなどの非対面販売型の事業者や、CATVやNHKなど月額料金課金型の事業者に、クレジットカード決済処理サービスを提供しております。消費者と事業者にとって安全で便利な決済を実現し、日本の決済プロセスのインフラになることを目指しております。
【参考資料】「PGカード決済サービス」製品構成
【報道関係お問合せ先】
◆GMOペイメントゲートウェイ株式会社 経営企画室
TEL:
◆GMOインターネット株式会社 社長室 グループ広報チーム 細田・石井
TEL:
【GMOペイメントゲートウェイ株式会社 会社概要】
会社名 | GMOペイメントゲートウェイ株式会社 < http://www.gmo-pg.com/> (東証マザーズ 証券コード:3769) |
所在地 | 東京都渋谷区道玄坂1丁目9番5号渋谷スクエアA |
代表取締役社長 | 相浦 一成 |
事業内容 | ■クレジットカード決済処理サービス及び付帯するサービス |
資本金 | 6億5,500万円 |
【GMOインターネット株式会社 会社概要】
会社名 | GMOインターネット株式会社 < http://www.gmo.jp/ > (東証第一部 証券コード:9449) |
所在地 | 東京都渋谷区桜丘町26番1号 セルリアンタワー |
代表取締役会長兼社長 | 熊谷 正寿 |
事業内容 | ■インターネット活用支援事業(ネットインフラ事業) ■インターネット集客支援事業(ネットメディア事業) |
資本金 | 126億3,197万円 |