2011年8月8日

GMO NIKKO株式会社
ディスプレイ広告の統合型配信マネジメントプラットフォーム
「GMO DSP」を提供開始
~ディスプレイ広告出稿の自動最適化によって広告効果の最大化を実現~

  • GMO NIKKO株式会社

 GMOインターネットグループでインターネット広告代理事業を展開するGMO NIKKO株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:橋口 誠 以下、GMO NIKKO)は、広告主へ向けてディスプレイ広告(*1)の統合型マネジメントプラットフォーム「GMO DSP」を本日2011年8月8日より提供開始いたします。
 「GMO DSP」は、GMOアドパートナーズにおいて最新のアドテクノロジー領域の研究・開発を行なっている「サノウラボbyGMO」との共同開発によるサービスで、GMO NIKKOがサービス提供と運営を担います。

【サービス提供の背景】
 近年、ディスプレイ広告はDSP(デマンドサイド・プラットフォーム)(*2)の特徴機能の一つであるRTB(リアルタイム・ビッディング) (*3)による広告枠の購入や、オーディエンスデータ(*4)を活用したターゲティング配信へとシフトしつつあり、日本においても本格的に導入を検討する企業の増加が見込まれております。
 また7月28日に、米GoogleのRTBによるディスプレイ広告のアドネットワークサービス「DoubleClick Ad Exchange」が日本国内でも提供開始されるという発表もあり、ディスプレイ広告枠の購入方法の多様化が、急速に進むことが予測されます。
 GMO NIKKOは、リスティング広告、アドネットワークの運用ノウハウと、広告キャンペーン全体をマネジメントするマーケティングノウハウを生かしたディスプレイ広告の効果的で効率的な配信、API開発によるさらなる強みを生かしたサービス拡充に継続して取り組んでおります。この度、その取り組みの一環として、このたびディスプレイ広告枠の買い付けを最適化させるべく「GMO DSP」の運用を開始いたしました。

【GMO DSPの概要と機能】
 「GMO DSP」とは、ディスプレイ広告を一つの統合されたプラットフォームで運用管理できるアドマネジメントプラットフォームで、GMO-APの提供するSSPサービス「GMO SSP」や「Google DoubleClick Ad Exchange」をはじめ、各アドネットワークとの連携によって配信規模は数百億インプレッション(月間)を誇ります。「GMO DSP」を導入いただくことでディスプレイ広告の配信規模を最大化させ、オーディエンスデータを活用したターゲティング配信が可能になります。また、アトリビューション(*6)の効果測定と分析によって、ディスプレイ広告とリスティング広告双方の広告効果の関係性を可視化でき、インターネット広告の効果改善を図ることが可能となります。 



特徴1. 入札価格を自動で調整
 「GMO DSP」ではRTB機能を活用し、オークション形式で広告枠を買い付けます。1インプレッションごとに、「いくらで」広告枠を買うのが適しているかを瞬時に自動で判断し、入札します。この機能によって、固定価格の広告メニューよりも安価で配信することができ、また効果の高い広告枠に対しては入札価格を上げる等を行うことで配信量を増やすなど、自動で入札価格を調整します。

特徴2. アトリビューションマネージメントを実現
 「GMO DSP」での配信実績は、直接効果、間接効果の測定が可能です。インプレッションやコンバージョン数だけではなく、広告を見たユーザーがコンバージョンに至った際に、どのようなキーワードを検索したかという間接効果(バナービュースルー効果)を見ることができます。これによりリスティング広告やディスプレイ広告など様々な角度から配信先やクリエイティブ別の実績を独自の視点で数値化し、「どの広告を」「いつの時間で」配信するのが最適なのかまで分析したアトリビューションレポートを無料でご提供いたします。

特徴3. 配信対象の最適化と増大化 〜オーディエンスデータの活用と拡張〜
 オーディエンスデータを活用し、ターゲティングしたユーザーのみに広告配信が可能です。また、運用しながら、「誰に対して」広告を配信するのが最適なのかを学習し、ターゲティング精度を高めます。さらに、効果の優れたオーディエンスと類似した行動を取っているユーザーを「新規見込みユーザー」として認識し、配信対象とする「オーディエンス拡張化」も自動で行うので、より一層効果的な広告配信が可能です。

特徴4.「GMO DSP」による広告枠の課題別プランニング 〜「GMO SSP」とのプライベートエクスチェンジ〜
 「GMO DSP」では、GMO-APが運営する「GMO SSP」と連携し、広告主ごとにプレミアム価値のある媒体の独自リクルーティングを行い、専用の入札環境をご提供いたします。専門性を持たせることで、広告主の課題により直結した広告運用が可能となります。

特徴5. 広告効果を「自動 +人的」に最適化 〜CPA(*7)ハイブリット最適化機能〜
 広告主様のプロモーション目的に合わせて、GMO NIKKOが最適のプランニングを行いプラットフォームを運用いたします。目標CPAを設定し、その目標CPAに近付けるために広告効果を改善するべく、『自動化+人的』のハイブリッドでプラットフォームの運用を実施いたします。これにより、広告効果の最大化を目指します。 


(事例) 「GMO DSP」の配信機能を戦略的に活用し、配信量を増やしながらCPAを下げることに成功。

【用語解説】
(*1) ディスプレイ広告:ウェブサイトに埋め込まれている、画像やFlashによるバナー広告のこと。
(*2) DSP : Demand Side Platformの略。広告効果が高い配信方法を学習し、配信を行う仕組み。
(*3)RTB : Real Time Bidding の略。広告枠の1インプレッションごとに対して入札を行う、オークション形式の広告枠の買い付け方式。
(*4)オーディエンスデータ :ウェブサイト訪問者にCookieを付与することで得られるユーザー行動情報。
(*5)SSP : Supply Side Platformの略。媒体側が導入し、媒体収益と広告効果を最大化させる仕組み。
(*6)アトリビューション : ユーザーがコンバージョンに至ることをゴールとした場合のディスプレイ広告の効果貢献を表すキーワード。昨今、ディスプレイ広告は広告を直接クリックする効果だけでなく、視認によるブランド想起など間接効果に対する数値実証化する取り組みが注目されております。
(*7)CPA : 顧客獲得単価のこと。1件の広告成果を獲得するためにかかったコストを表し、値が小さいほど広告効果が高いことになる。

【サノウラボ byGMO概要】
 「サノウラボbyGMO」は、成長著しいソーシャルメディア領域において、特にソーシャルグラフを活用した新たなサービスの研究・開発を行うため昨年10月にGMO-APと株式会社paperboy&co.が主幹となり立ち上げた研究機関です。主な活動方針として次世代インターネット媒体の企画・開発、インターネットメディア企業への投資・育成、インターネットメディアマネタイズ支援を行います。
なお、GMO NIKKOからも、「サノウラボbyGMO」を構成する研究・開発メンバーに参加しております。

【GMO NIKKO株式会社について】
 GMO NIKKOは、インタラクティブマーケティングを強みとする総合インターネット広告会社です。生活者のメディア接触の場面をライフスタイルの変化に合わせて多角的に捉え、Webサイトを軸とするコミュニケーション「企画」をもとに、クライアントの課題解決につながる施策を総合的に組み合わせ、企業と生活者が「互いにモチベーションを高めあう関係」を創ります。
コーポレートサイトURL:http://www.koukoku.jp/

【報道関係お問い合わせ先】
◆GMO NIKKO株式会社 マーケティング本部 谷本・矢田
TEL:03-5456-6650 FAX:03-5456-6651 E-mail:[email protected]

◆GMOアドパートナーズ株式会社 経営企画部
TEL:03-5457-0916 FAX:03-5728-7701 E-mail:[email protected]

◆GMOインターネット株式会社  グループ広報部 細田・石井
TEL:03-5456-2695 FAX:03-3780-2611  E-mail:[email protected] 

【GMO NIKKO株式会社 会社概要】
会社名GMO NIKKO株式会社
所在地東京都渋谷区道玄坂1-16-3渋谷センタープレイス 8F
代表者代表取締役社長 橋口 誠
事業内容■インタラクティブマーケティングを強みとするインターネット広告会社 (インターネット広告[PC・モバイル]、SEMコンサルティング、WEBプロデュース、コミュニケーションプランニング、広告クリエイティブ)
資本金1億円
【GMOアドパートナーズ株式会社 会社概要】
会社名GMOアドパートナーズ株式会社 (JASDAQ 証券コード:4784)
所在地東京都渋谷区道玄坂1-16-3渋谷センタープレイス 9F
代表者代表取締役社長 高橋 信太郎
事業内容■インターネット関連広告事業
資本金13億156万円
【GMOインターネット株式会社 会社概要】
会社名GMOインターネット株式会社 < http://www.gmo.jp/ >
(東証第一部 証券コード:9449)
所在地東京都渋谷区桜丘町26番1号 セルリアンタワー
代表者代表取締役会長兼社長・グループ代表 熊谷 正寿
事業内容■WEBインフラ・EC事業
■インターネットメディア事業
■インターネット証券事業
■ソーシャル・スマートフォン関連事業
資本金20億円
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