2012年4月2日

沖縄県からビジネスラリアート社が沖縄ドメインの管理運営事業者として支持
GMOドメインレジストリと正式提携により「.okinawa」「.ryukyu」のICANN申請手続き開始

  • ビジネスラリアート株式会社
  • GMOドメインレジストリ株式会社

 ビジネスラリアート株式会社(以下、ビジネスラリアート社)は、2012年3月30日(金)に沖縄県より地理的名称トップレベルドメイン(*1)(以下、地名TLD)である「.okinawa」と「.ryukyu」の管理運営事業者の支持をいただきましたのでお知らせいたします。
 またICANN(*2)への申請にあたり、GMOインターネットグループのGMOドメインレジストリ株式会社(以下、GMOドメインレジストリ社)とレジストリ運営代行、マーケティング支援の正式な提携を行います。

【沖縄県による支持について】
 沖縄県では、「.okinawa」や「.ryukyu」などの沖縄を表すドメイン(以下、沖縄ドメイン)について、管理運営を希望する事業者を公募し、一定の遵守事項や審査事項を満たした場合に支持文書を交付することとし、交付申請受付を2011年12月21日〜2012年2月29日にかけて行い、ビジネスラリアート社はこれに応募しておりました。今回の沖縄県からのご支持は、沖縄ドメインのドメイン支持方針、ドメインに対するビジョン、事業計画、サービス内容や運営方針、関連法令の遵守体制、ドメイン発展への貢献策の提案などについての沖縄県による厳正な審査の結果となります。

【沖縄ドメインの活用】
 地名TLDは、観光、商工、文化、スポーツ、地域振興など、様々な分野において、その地域ブランドを国内外にアピールするのに有効ですが、地域ブランド力の向上には、その地域に住む人達の郷土愛が欠かせません。沖縄県は、47都道府県の中で最もふるさとに愛着・誇りを持っているという調査結果(※)もあることから、沖縄を表す「.okinawa」や「.ryukyu」の地名TLDが大きな効果を発揮し、沖縄ブランドの世界へのアピールに貢献することが期待できます。
※出典:「都道府県出身者による郷土愛ランキング」 (株式会社ブランド総合研究所 2010年10月21日発表)

【ICANNへの申請手続きについて】
 ビジネスラリアート社は、沖縄ドメインの普及促進を行う会社として「ドット琉球株式会社」の設立準備を進めます。
 また合わせて、正式提携するGMOドメインレジストリ株式会社(以下、GMOドメインレジストリ社)のレジストリ運営代行、マーケティング支援を得て、ICANN(*2)へ「.okinawa」、「.ryukyu」の申請手続きを進めてまいります。
 その後は、ICANNによる審査プロセスが2012年4月に開始され、約半年の審査期間及びその後のICANNとの手続を経て、最短で2013年1月から運用が開始されます。(運用開始は、ICANNの審査スケジュールによるため、スケジュールは大幅に変更する可能性があります。)

【都道府県名 新gTLDについて】
 現在、gTLD(*3)は誰でも登録可能な「.com」「.net」「.org」と、登録にあたって一定の要件が必要となる「.edu」「.gov」などを合わせ、世界で22種類存在します。これらのgTLDに加え、“新gTLD”と呼ばれる新たなトップレベルドメイン(以下、TLD)の申請受付が2012年1月からICANNで開始され、この動きに合わせて、各国の都市や企業において、申請または申請準備が進められています。
 事業者が都道府県の地名TLDの管理運営をICANNへ申請するには、その地域を管轄する自治体の「支持」が必要となります。

【ビジネスラリアート社について】
 ビジネスラリアートは、総合的なインターネットサービス企業として、各種WEBアプリケーションからインターネット決済まで幅広いサービスをワンストップで提供する事業を展開しております。インターネットを利用したビジネスや情報発信をするために必要となる基本的な機能をASPとして低価格で提供していることが特徴です。アジアでの展開にも力を入れており、2010年11月に中国上海に子会社を設立したのに続き、2012年2月にはベトナムのホーチミンにも子会社を設立いたしました。

【GMOドメインレジストリ社について】
 GMOドメインレジストリ社は、GMOインターネットグループで培ったドメイン取り扱いノウハウ、システム構築・運用技術を結集し、地方自治体、法人、団体による新gTLDの申請手続きおよびシステム構築・運用からマーケティング・営業活動支援を行う会社として2009年7月に設立された会社です。キヤノン株式会社様の「.canon」や株式会社日立製作所様の「.hitachi」申請・運用において提携に合意しており、地名TLDにおいては“東京都”を表す「.tokyo」、“大阪”を表す「.osaka」、“横浜”を表す「.yokohama」、“名古屋”を表す「.nagoya」において、それぞれ東京都、大阪府、横浜市、名古屋市から管理運営事業者としてご支持をいただいており、現在ICANNへの申請手続きを進めています。
 また、地名および企業名トップレベルドメインの運用支援業務だけでなく、「.shop」ドメインを獲得するべく、現在、世界に向けて取得活動を展開しています。

【参考URL】
◯ビジネスラリアート社 URL:http://www.eigyo.jp/
◯GMOドメインレジストリ社 URL:http://www.gmo-registry.com/
◯GMOドメインレジストリサービス概要 URL:http://www.gmo-registry.com/service/

【用語】 
(*1)トップレベルドメイン(TLD) ドメイン名において、末尾部に配置される「com」や「net」、「jp」などの文字列のことです。TLDは、それぞれICANNに申請をして認められた事業者がICANNから委任されて管理運営業務を行います。
(*2) ICANNInternet Corporation for Assigned Names and Numbersの略称。インターネット上で使用されるドメイン名やIPアドレスといったアドレス資源の割当管理を行う米国の非営利団体。ドメイン登録業務を行うレジストラ(登録業者)を公認する権限を持っています。
(*3) gTLD Generic Top Level Domain(ジェネリック トップ レベル ドメイン)の略称。TLDの追加は国や地域別のTLDを除いて、インターネット上の資源を管理する組織ICANNが実施する募集に応募し、規定の審査プロセスを経る必要があります。ICANNでは2012年4月12日までの間、適切な審査プロセスのもと自由な文字列によるTLDの申請を受け付けています。
 

【サービスに関するお問い合わせ】
◆GMOドメインレジストリ株式会社 田村・安達 E-mail:[email protected]

【報道関係お問い合わせ先】
◆ビジネスラリアート株式会社  平岡
TEL:075-353-5050 FAX:075-353-5115 E-mail:[email protected]

◆GMOインターネット株式会社  グループ広報部 細田・石井
TEL:03-5456-2695 FAX:03-3780-2611  E-mail:[email protected] 

【ビジネスラリアート株式会社 会社概要】
会社名ビジネスラリアート株式会社 
所在地本社:京都市下京区五条烏丸東入松屋町438番地 MCビル3階
代表者代表取締役 中西 俊之
事業内容■WEBアプリケーションASP事業    
■システム開発事業
■レンタルサーバー、ホスティング事業  
■決済代行事業
資本金2,500万円

【GMOドメインレジストリ株式会社 会社概要】
会社名GMOドメインレジストリ株式会社 
所在地東京都渋谷区桜丘町26番1号 セルリアンタワー
代表者代表取締役社長 熊谷 正寿
事業内容■ドメインレジストリ事業
資本金4億9,000万円
【GMOインターネット株式会社 会社概要】
会社名GMOインターネット株式会社 < http://www.gmo.jp/ >
(東証第一部 証券コード:9449)
所在地東京都渋谷区桜丘町26番1号 セルリアンタワー
代表者代表取締役会長兼社長・グループ 熊谷 正寿
事業内容■WEBインフラ・EC事業
■インターネットメディア事業
■インターネット証券事業
■ソーシャル・スマートフォン関連事業
資本金30億円
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