2005年8月15日
GMOインターネット株式会社
オリエント信販株式会社の株式取得(子会社化)に関する
最終合意書締結のお知らせ
GMOインターネット株式会社(以下、GMOインターネット)は、本日(平成17年8月15日)開催の取締役会において、オリエント信販株式会社の株式取得に関する最終合意書をユニゾン・キャピタル株式会社の投資ファンドでありますユニゾン・キャピタル・パートナーズ・エル・ピー「Unison Capital Partners,LP.」、ユーシー・オーシャン・インベスターズ・エル・ピー「UC Ocean Investors,LP.」、ユーシー・オーシャン・インベスターズ2・エル・ピー「UC Ocean Investors,2LP.」、(以下、総称して「ユニゾン」という。)と締結することを決議いたしましたので、お知らせいたします。 ◆ ◆ ◆ ユニゾン・キャピタル株式会社は、平成10年(1998年)に設立された日本におけるプライベート・エクイティ投資のパイオニアであります。同社は、株主、経営者、従業員の利益の調和《ユニゾン》のうちに企業価値を築き上げていくプロフェッショナル集団として、投資先企業の価値を長期的に高めるための戦略を立案し、果断に実行しており、主な投資先としましては、株式会社リクルートコスモスや株式会社東ハトがあります。 オリエント信販株式会社も投資先企業のひとつであり、平成12年(2000年)6月より出資を行い、経営改革を進め、証券化等による資金調達手段の多様化や無店舗型への営業拠点の再編を通じてコスト競争力を高めた結果、確実に収益を実現する経営基盤の構築に成功しております。また、コンタクトセンターへの転換や消費者ローン債権の買収を通じて将来の成長基盤も構築しております。 1.株式の取得の理由 GMOインターネットを中核とするGMOインターネットグループは、インターネットの「場」の提供に経営資源を集中し、アクセス、ドメイン、サーバー、決済、セキュリティなどのインターネット活用支援事業(ネットインフラ事業)と、ブログサービス、インターネット広告販売、JWord(キーワードリスティング)などのインターネット集客支援事業(メディア事業)を運営しており、個人のお客様18,588千人ならびに法人のお客様44万社にご利用いただいております。 一方、オリエント信販株式会社は女性向け個人ローンを主商品とするパーソナルファイナンスサービスを提供しており、平成17年3月末時点で消費者向け営業貸付金残高は809億円(注:オフバランス処理されている貸付金620億円含む)、顧客数は約20万口座で、業界17位の規模を有し、東京と大阪にある2箇所のコンタクトセンターを通じて、全国展開しております。 こうしたなか、GMOインターネットグループは、強みであるインターネットマーケティングやブログ・サービスを中心とした1800万人を超えるインターネットユーザーに対するリーチを活用し、新たな事業領域としてインターネットと親和性の高い金融事業分野への参入を検討しておりました。 また、オリエント信販株式会社は高度な経営体制により優良な収益基盤を築いており、無店舗型の営業網やパーソナルファイナンスサービスのマーケティングは、インターネットとの親和性が極めて高く、GMOインターネットグループとの相乗効果により、さらなる成長を遂げることが見込めることから、GMOインターネット、オリエント信販株式会社、ユニゾン・キャピタル株式会社の利害が一致しましたので、株式取得に関する最終合意書締結に至りました。 2.オリエント信販株式会社の概要
3.ユニゾン・キャピタル株式会社の概要
4.取得株式数、取得価額および取得前後の所有株式の状況 GMOインターネットは、ユニゾンが所有するオリエント信販株式会社の株式合計71,867株(94.28%)を取得致します。
5.日程
6.今後の見通し
7.株式取得後の状況 GMOインターネットグループは、オリエント信販株式会社をあらたに迎えることにより、事業分野の拡大と事業基盤の強化に寄与するものと考えております。今後ともGMOインターネットグループ各社は、それぞれの担当分野において専門性の高いサービス提供を目指してまいります。 なお、株式取得後のGMOインターネットの状況につきましては、次のとおり変更ありません。
また、オリエント信販株式会社の株式取得の資金につきましては、本日(平成17年8月15日)、当該最終合意書締結と同時に決議いたしました普通社債(発行額280億円)にて調達した資金を充当する予定です。 【報道関係お問い合わせ先】
【GMOインターネット株式会社 会社概要】
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