2013年7月1日
「お名前.com」 DNSレコード設定が“IPv6”に対応
- GMOインターネット株式会社
GMOインターネット株式会社（以下、GMOインターネット）が運営する、ICANN(*1)公認ドメイン登録サービス「お名前.com」(URL：http://www.onamae.com/)は、ドメインをご登録いただいているお客様向けに無料提供している「DNSレコード設定」において、2013年6月27日よりIPv6(*2)アドレスの登録に対応いたしました。
この度「お名前.com」では、今後、IPv6アドレスが世界的に主流となることから、将来にわたって安定的にインターネットインフラをご利用いただけるよう、「DNSレコード設定」をIPv6アドレスの登録に対応いたしました。
(*2)IPv6（Internet Protocol version 6）
IP（Internet Protocol）というプロトコルの「6番目のバージョン」を意味します。IPはインターネットをはじめとして、企業や家庭のLAN、通信事業者のネットワークなど、あらゆるところで最も幅広く使われているプロトコルで、割り当てられるアドレスの数は理論上の最大値は340澗（カン）(340兆の1兆倍のさらに1兆倍)という個数のアドレスを利用することができ、実質的には無限と称されるほどです。
(*3) IPv4(Internet Protocol version 4)
IP（Internet Protocol）というプロトコルの「4番目のバージョン」を意味します。IPはインターネットをはじめとして、企業や家庭のLAN、通信事業者のネットワークなど、あらゆるところで最も幅広く使われているプロトコルで、割り当てられるアドレスの数は理論上の最大値で約43億個です。
(*4)ホスト名
ネットワークに接続されたコンピュータを人間が識別しやすいようにつける名前です。
(*5)TLD（Top Level Domain）
ドメイン名において、末尾部に配置される「com」や「net」、「jp」などの文字列のことです。
【IPv6対応の背景】
近年、インターネットが世界規模で爆発的に普及していることや、携帯電話やスマートフォンなどの急速な増加による利用シーンの拡大によって、PCや通信機器に割り当てられるIPアドレス（識別番号）である“IPv4(*3)アドレス”の需要が供給を上回っており、近い将来、枯渇することが予想されています。
IPv4アドレスが枯渇してしまうと、新たにIPアドレスを取得することができないため、新規のWebサーバーを構築できなくなる他、世界規模での更なるインターネット普及に伴い必要となるインターネット接続向けのIPアドレスも確保できなくなるため、今後インターネット全体の成長の大きな障壁となります。この問題を解決するため、現在主流となっているIPv4アドレスに替わる、新しい次世代IPアドレス規格“IPv6アドレス”への移行が世界中で順次進められています。
一方、「お名前.com」では、ドメインをご登録いただいたお客様へ、ドメインとIPアドレスを結びつけるデータベースである“DNSレコード”の設定を自由に行えるサービスを無料で提供しています。
この度「お名前.com」では、今後、IPv6アドレスが世界的に主流となることから、将来にわたって安定的にインターネットインフラをご利用いただけるよう、「DNSレコード設定」をIPv6アドレスの登録に対応いたしました。
【DNSレコード設定について】
「DNSレコード設定」とは、「お名前.com」でドメインを管理しているお客様が、取得したドメインとWEBサーバーやメールサーバーのIPアドレスを結びつける無料のサービスです。「DNSレコード設定」にドメインとIPアドレスをご登録いただくだけで、お客様自身でDNSサーバーを構築する必要なく、独自ドメインによるホームページやメールサービスなどの運用が可能になります。
「DNSレコード設定」では、IPv4アドレス/IPv6アドレスのどちらのIPアドレスでも登録可能です。また、全てのDNSレコードに対して、キャッシュを残す期間の「TTL（time to live）設定」を自由に行なっていいただけるようになりました。
＜このような方に最適＞
●WEBサーバーやメールサーバーを独自で所有し運営している事業者などで、DNSサーバーをお持ちでない方。
●独自ドメインで Gmail/Google™、Apps、Outlook.com、ブログ、ショッピングカートなどの各種WEBサービスを利用したい方。
【設定可能レコード】
A | ホスト名（*4）とIPv4アドレスの関連付けを定義します。 |
AAAA | ホスト名とIPv6アドレスの関連付けを定義します。 |
CNAME | 正規ホスト名に対する別名を定義します。特定のホスト名を別のドメイン名に転送する時などに利用します。 |
MX | メールの配送先(メールサーバー）のホスト名を定義します。 |
NS | ゾーン情報を管理するネームサーバーのサーバー名を定義します。 |
TXT | ホスト名に関連付けるテキスト情報(文字列)を定義します。送信ドメイン認証の認証情報（SPFレコード）などを記述します。 |
【DNS関連サービスのAPIサービス】
「お名前.com」では、事業者様向けに「ドメイン登録」「DNSレコード設定」などについて、各種APIも提供しておりますので、事業拡大やサービス拡張をお考えの事業者様はぜひお問い合わせください。
■「お名前.com」の主なサービス内容
◎“.com”“.net”“.info”など、全部で170種類以上のTLD(*5)を取り扱っています。
◎世界中で取引されている貴重な「プレミアムドメイン」を230万件以上取り揃えています。
◎「お名前.com」共用サーバー(100GB/月額料金945円〜)も提供しています。
■「お名前.com」のサービス特徴
◎1999年4月21日にアジア圏初のドメイン名登録機関(レジストラ)に認定された、累積登録件数600万件を超える国内最大級のドメイン公式登録サービスです。
◎「お名前.com」の管理画面「ドメインNavi」では、自動更新機能・転送サービス設定など、登録後もドメインを便利に管理・運用できるサービスを提供しています。
◎ドメイン登録サービスとともにレンタルサーバーサービス(「お名前.com共用サーバー」)の提供を並行して行うことで、ドメイン登録から運用までのシームレスな導入が可能です。
今後も「お名前.com」ではお客様のご要望・ご期待にお応えするべく、ドメイン登録に関する各種サービスの充実を図り、お客様の笑顔と感動の創造を目指してまいります。
【用語集】
(*1) ICANN（The Internet Corporation for Assigned Names and Numbers）
インターネット上で使用されるドメイン名やIPアドレスといったアドレス資源の割当管理を行う米国の非営利団体。ドメイン登録業務を行うレジストラ（登録業者）を公認する権限を持っています。
インターネット上で使用されるドメイン名やIPアドレスといったアドレス資源の割当管理を行う米国の非営利団体。ドメイン登録業務を行うレジストラ（登録業者）を公認する権限を持っています。
(*2)IPv6（Internet Protocol version 6）
IP（Internet Protocol）というプロトコルの「6番目のバージョン」を意味します。IPはインターネットをはじめとして、企業や家庭のLAN、通信事業者のネットワークなど、あらゆるところで最も幅広く使われているプロトコルで、割り当てられるアドレスの数は理論上の最大値は340澗（カン）(340兆の1兆倍のさらに1兆倍)という個数のアドレスを利用することができ、実質的には無限と称されるほどです。
(*3) IPv4(Internet Protocol version 4)
IP（Internet Protocol）というプロトコルの「4番目のバージョン」を意味します。IPはインターネットをはじめとして、企業や家庭のLAN、通信事業者のネットワークなど、あらゆるところで最も幅広く使われているプロトコルで、割り当てられるアドレスの数は理論上の最大値で約43億個です。
(*4)ホスト名
ネットワークに接続されたコンピュータを人間が識別しやすいようにつける名前です。
(*5)TLD（Top Level Domain）
ドメイン名において、末尾部に配置される「com」や「net」、「jp」などの文字列のことです。
【サービスに関するお問い合わせ先】
●GMOインターネット株式会社 ドメイン事業部
担当 桐原
E-mail：[email protected]
【報道関係お問い合わせ先】
◆GMOインターネット株式会社 グループ広報・IR部 細田・石井
TEL：03-5456-2695 FAX：03-3780-2611 E-mail：[email protected]
◆GMOインターネット株式会社 グループ広報・IR部 細田・石井
TEL：03-5456-2695 FAX：03-3780-2611 E-mail：[email protected]
【GMOインターネット株式会社（URL：http://www.gmo.jp/）】
| 会社名 | GMOインターネット株式会社 （東証第一部 証券コード：9449） |
| 所在地 | 東京都渋谷区桜丘町26番1号 セルリアンタワー |
| 代表者 | 代表取締役会長兼社長・グループ代表 熊谷 正寿 |
| 事業内容 | ■WEBインフラ・EC事業 ■インターネットメディア事業 ■インターネット証券事業 ■ソーシャル・スマートフォン関連事業 |