2005年10月27日
GMO VenturePartners
「ブログビジネスファンド」設立のお知らせ
~ブログやRSS等、Web2.0関連のベンチャー投資特化型ファンド~
GMO インターネット株式会社(以下、GMO インターネット)のグループ会社でファンド投資事業を行うGMO VenturePartners株式会社は、本日(平成17年10月27日)の同社取締役会におきまして、ブログ・RSS等に代表されるWeb2.0関連の技術、サービスに関わるベンチャー企業のビジネス化、成長を支援するファンドである「ブログビジネスファンド投資事業有限責任組合」(以下、当ファンド)を設立することを決議いたしましたので、お知らせいたします。 ◆ ◆ ◆ Web2.0とはブログ、RSS、API、SocialWare、ajax等のテクノロジーを基にした次世代型のインターネットサービスや新しいパラダイムに拠るインターネットビジネスを指します。当ファンドの出資対象先は、Web2.0関連の技術、サービスに関して独自の先端技術・事業モデルを持つベンチャー企業を中心とすることになります。インターネット産業は、過去10年間でhtml技術をインフラとして爆発的に成長してきましたが、Web2.0関連技術はこのhtmlに代わる次世代インフラとして業界に大きな変革をもたらしつつあります。 当ファンドでは、これからの10年を担うベンチャービジネス事業の立ち上げや経営をサポートし、株式公開を通過点としてその後の成長までを長期的に支援していきます。 当ファンドの運営(無限責任組合員)は、GMOVenturePartners株式会社にて行います。GMOインターネットグループ内外にてWeb2.0関連ビジネスに取り組む経営者を中心としたアドバイザリーボードも設立いたしました。今後順次メンバーを拡大する予定です。 当ファンドは、当初はGMOインターネットグループの資金を中心に運用致しますが、50億円を上限に外部の資金も受け入れる方向で調整致します。 またオフィシャルブログ「ブログビジネスファンド」(http://blogfund.jugem.jp/)を立ち上げております。このブログにより投資先企業の最新情報や、最先端のWeb2.0関連の技術、海外技術情報などを発信し、出資者、関係者との情報交換、さらなる技術の発展に役立てて参ります。 GMOインターネットは、グループの経営資源として様々なインターネット関連サービス、及び法人44万社・個人ユーザー1,970万人の顧客ベース、マーケティングチャネルを保有しております。当ファンドでは、これらを活用することにより、投資先の事業展開を加速することも可能です。ファンドの満期は8年とし、株式上場後も継続的に保有、場合によっては買い増しする等、会社の中長期的な企業価値上昇を、事業、資本政策の両面から支援する体制を整えます。 ■ファンドの要項 【ファンドの名称】 ブログビジネスファンド投資事業有限責任組合 【契約期間】 8年(最大2年の延長期間有) 【出資募集期間】 2006年5月まで 【募集予定金額】 上限50億円 【アドバイザリーメンバー】 家入 一真(株式会社paperboy&co.代表取締役社長) 井上 祥士郎(GMOアフィリエイト株式会社代表取締役社長) 小林 弘人(株式会社インフォバーン代表取締役会長) 野武 浩(Jetrunテクノロジ株式会社代表取締役社長) 【添付資料】「ブログ・SNSの現状分析及び将来予測」2005年5月総務省発表資料 ■ブログ利用者数及びブログ閲覧者数の増加予想グラフ 2007年3月末にブログ利用者数は延べ約782万人、アクティブブログ利用者数は約296万に達すると予想され、月に一度はブログを閲覧するインターネットユーザは、3,455万人に達すると予想されている。 ■ブログ関連市場の拡大予想グラフ 2004年度のブログ関連市場は約34億円と推計され、2006年度には1,377億円に達すると予想されている。 ■SNS利用者数の増加予想グラフ SNS利用者数2005年3月末時点での国内SNS参加者は延べ約111万人で2007年3月末には延べ約1,042万人に達すると予想されている。
【GMO VenturePartners 株式会社 会社概要】
【GMOインターネット株式会社 会社概要】
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