2016年3月15日

リサーチパネル「CPAT(シーパット)」連携第 5 弾
マクロミルの「AccessMill(アクセスミル)」と連携、Web広告の配信実験調査サービスを開始

  • GMOリサーチ株式会社

 GMOインターネットグループのGMOリサーチ株式会社(代表取締役: 細川 慎一 以下、GMOリサーチ)は、デジタルマーケティング施策の効果を測定・分析できるリサーチパネル(※1)「Cloud Panel for Audience Tracking(クラウド パネル フォー オーディエンス トラッキング)(以下、CPAT(シーパット))」におけるサービス連携第 5 弾として、株式会社マクロミル(代表執行役グローバルCEO: スコット・アーンスト 以下、マクロミル)が提供する「AccessMill(アクセスミル)」との連携を、2016年3月15日(火)より開始いたしました。
 これにより、「CPAT」モニターを対象に広告内容や接触頻度をコントロールして広告配信し、Web広告による態度変容や評価などの効果を検証することができるようになりました。そのため、少量の広告出稿で、広告効果を実験的に把握することができます。

(※1)パネルとは、モニターの集合体。モニターとは、アンケート協力の承諾を得ている会員一人ひとりのこと。
 
【背景と目的】
 近年、企業によるデジタルマーケティングの活用が進むにつれ、自社が保有するデータをマーケティングに活かせるDMPや広告効果測定ツールへの利用ニーズが高まっています。これを受けてGMOリサーチでは、日本国内に特化した消費者パネル「Japan Cloud Panel」(※2)をベースに、デジタルマーケティング効果を測定・分析できるリサーチパネル「CPAT」を構築し、2015年5月より提供しています。
 「CPAT」は、他社のマーケティングツールと連携することで、各ツールが取得したCookie情報(Webサイトのアクセス履歴、ログインIDなどのユーザー情報)とモニター情報を紐付け、デジタルマーケティングの効果を測定・分析できるリサーチパネルで、これまでに、4つのマーケティングツールと連携しています。
 一方、マクロミルは、オンライン上の行動ログデータと、同社が提供するリサーチサービスを組み合わせ、Web広告効果測定やサイト訪問者のリサーチ・分析を実行動ベースで行える「AccessMill」を提供しています。通常の広告効果測定ツールやアクセス解析ツールでは測れない、認知度・ブランド好感度・購買意向などの広告効果測定が可能です。
 この度GMOリサーチは、企業がWeb広告の出稿を最少に抑えながら、効果測定が行えるよう、「CPAT」連携第5弾として、マクロミルの「AccessMill」との連携を開始いたしました。また、今後は日本国内に留まらず、海外でも「CPAT」と「AccessMill」を連携させ、より効果的なデータ活用の実現を支援してまいります。
(※2)「Japan Cloud Panel」は、インターネット調査サービス「GMOリサーチ・クラウド・パネル」における、日本国内に特化した消費者パネルの総称。

【「CPAT」と「AccessMill」の連携について】
 この度の連携により、「CPAT」のモニターを対象に、広告内容や接触頻度をコントロールした上でWeb広告を配信し、接触したモニターへ広告による態度変容やクリエイティブ評価などのアンケートを実施することが可能となります。
 なお、「CPAT」のご利用には「AccessMill」をお申し込みいただく必要があります。ご利用料金は個別にお見積りとなりますので、詳細はE-mail:[email protected]までお問い合わせください。

■活用例1:クリエイティブ効果の検証
 Web広告クリエイティブを複数作成した際、それぞれ異なるパネルに広告を配信し、接触者へアンケートを実施することができます。これにより、クリエイティブ別に「信頼できる」「親しみやすい」「高級感がある」など、どういったイメージを持たれているのか、またどの広告クリエイティブが一般的にユーザーの「関心/認知度/好感度/購入意向度」が高いのかを詳細に把握できます。
 
■活用例2:ブランディング効果を最大化する広告接触回数の検証
 Web広告の接触回数が異なるパネルに同一のアンケートを実施することで、どの程度の接触回数が最も「関心/認知度/好感度/購入意向度」が高いのかを検証することができます。これにより、「ブランド好感度向上には広告接触1回」「購入意向度向上には広告接触3回」といったように、有効な広告配信回数を事前に把握することが可能です。
 
GMOリサーチ株式会社について】
 GMO リサーチは、従来通りの市場調査手法はもちろん、MROC やアイトラッキング、スキャナマインドなど、最先端の技術と手法を駆使した市場調査サービスを提供しております。現在、アジア 13 カ国で2,000万人を超える消費者にインターネットリサーチが可能な「ASIA Cloud Panel(アジアクラウドパネル)」を利用したインターネットリサーチのほか、マーケターの調査をサポートする DIY型インターネットリサーチツール「GMO Market Observer(マーケットオブザーバー)」を提供しております。
 アジア最大規模の調査対象者と DIY 型インターネットリサーチツール 2 つのサービスを通じて、当社はアジアの生活者のニーズを世界中の企業にご提供し、さらなるインターネットリサーチの発展に貢献してまいります。

【参考URL】
■「ASIA Cloud panel」 URL:http://www.gmo-research.jp/acp 
■「GMO Market Observer」 URL:http://www.gmo-research.jp/rsp 
■「AccessMill」(株式会社マクロミル)URL:http://www.macromill.com/service/accessmill/accessmill.html 


【報道関係お問い合わせ先】
●GMOリサーチ株式会社 国内事業本部 担当 白鳥
TEL:03-5962-0037(代表) 
E-mail:[email protected] 

●GMOインターネット株式会社 グループ広報・IR部 石井・島田
TEL:03-5456-2695 E-mail:[email protected] 

会社情報

  • GMOリサーチ株式会社

    株式情報 東証マザーズ(証券コード3695)
    所在地 東京都渋谷区桜丘町26-1 セルリアンタワー
    代表者 代表取締役社長 細川 慎一
    事業内容 ■インターネットリサーチ事業
    資本金 2億9,903万円
  • GMOインターネット株式会社

    株式情報 東証一部(証券コード9449)
    所在地 東京都渋谷区桜丘町26-1 セルリアンタワー
    代表者 代表取締役会長兼社長 グループ代表 熊谷 正寿
    事業内容 ■インターネットインフラ事業
    ■インターネット広告・メディア事業
    ■インターネット証券事業
    ■モバイルエンターテイメント事業
    資本金 50億円
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