2017年10月26日
SaaSポータルサイト「SaaStart byGMO」
最短1ヶ月から使える定額制CDN「SiteLock CDN」を提供開始
~負荷分散とコンテンツの高速配信でWebサイトの安定化を実現~
- GMOクラウド株式会社
GMOインターネットグループのGMOクラウド株式会社(代表取締役社長:青山 満 以下、GMOクラウド社)は、法人向けクラウドサービス(SaaS)を集めたポータルサイト「SaaStart byGMO(以下、SaaStart)」において、Webサイトのコンテンツの高速配信が可能となる、定額制CDN(※1)「SiteLock CDN」を、本日2017年10月26日(木)より提供開始いたしました。
Webサイトやアプリケーションを運営する事業者は、「SiteLock CDN」を利用することで、コンテンツの高速配信による快適かつ安定的なWebサイト運用が可能となります。
「SiteLock CDN」は、初期費用なし・月額5,000円(以下、金額は全て税抜)で、最短1ヶ月からご利用いただけます(※2)。
(※1) CDN(コンテンツ・デリバリー・ネットワーク)とは、インターネット上にキャッシュサーバーを分散配置しておき、ユーザーのリクエストがあると、ユーザーに近い最適なサーバーから自社サーバーに代わってWebコンテンツのキャッシュを配信する仕組み。これにより、自社サーバーにかかる負荷を分散できるうえ、Webサイトの高速配信が可能となります。
(※2) GMOクラウド社とのサーバー契約がなく、自社・他社のサーバーをご利用のお客様もご利用いただけます。
【「SiteLock CDN」提供開始の背景】
昨今では、高画質な画像や動画等を多用したコンテンツや、ユーザーのアクションでページが変化する双方向のコンテンツなど、Webサイトのコンテンツのリッチ化が進んでいます。一方で、スマートフォンの普及に伴ってWebサイトの閲覧環境も変化しており、2016年時点ではスマートフォンでのインターネット利用率が前年比3.6ポイント増の57.9%に達するなど(※3)、パソコンのみならずスマートフォンからWebコンテンツを楽しむ傾向が顕著となっています。
このような背景のもと、Webサイトを運営する企業やサービス事業者においては、パソコン環境だけでなく、スマートフォンをはじめとするモバイル環境でも、快適かつ安定的にWebサイトを表示させることが求められています。しかし、コンテンツの配信速度を向上させ、Webサイトの安定表示を実現するCDNは、ニーズは高いものの、利用に初期投資がかかるうえ、利用料金の予測が立ちにくい従量課金の料金体系が一般的となっており、中小事業者にはこうした費用負担が大きな障壁になっていました。
そこでGMOクラウド社は、中小事業者でも手軽にCDNを利用できるよう、「SaaStart」において、米国SiteLock社のCDNサービス「SiteLock CDN」を、最短1ヶ月から利用できる定額制のサービスとして提供することといたしました。
(※3)出典:総務省「平成28年通信利用動向調査」
【「SiteLock CDN」の特長】
(URL:https://www.saastart.jp/service/cdn/)
1)初期費用なし・月額5,000円で、最短1ヶ月から利用可能
「SiteLock CDN」は、初期費用なし、月額5,000円の定額料金で提供するため、毎月の運用コストを把握しながら安心してご利用いただけます。また、最短1ヶ月から利用できるため、期間限定のキャンペーンサイトやプロモーションサイトなど、一時的にトラフィックの増大が見込まれるサイトへの導入にも最適です。
2)静的・動的コンテンツの両方に対応
Webサイトの構成要素には、「静的コンテンツ」と「動的コンテンツ」の大きく2つがあります。「静的コンテンツ」の場合、全てのリクエストに対して、HTMLやCSS等で予め作成されたコンテンツ(画像やテキストページなど)が表示されます。一方「動的コンテンツ」の場合、ユーザーからのリクエストの度にWordPressなどのWebアプリケーションを通じてコンテンツが自動生成され、ユーザーに最適なコンテンツが表示されます。そのため、一般的には静的コンテンツに比べて動的コンテンツの方が表示に時間がかかります。
「SiteLock CDN」は、この「静的・動的コンテンツ」の両方に対応しており、動的コンテンツでも、最適なサーバーからキャッシュを取得し、高速配信することができるので、Webサイトの安定化が図れます。
3)“常時SSL”時代に求められるHTTPS通信に対応
近年、Webサイトのセキュリティ対策として、Webサイトの全ページにSSLを導入し、HTTPS化(※4)する"常時SSL"が進んでいます。「SiteLock CDN」では、旧来の「HTTP」通信はもちろん、「HTTPS」通信に対応しているほか、HTTPS化したWebサイトの表示速度を高速化する次世代通信プロトコル「HTTP/2」にも対応しています。
(※4)SSLを導入し通信が暗号化されているWebサイトのこと。URLの頭が「HTTPS」となる。
4)世界30拠点を巡る高速配信ネットワーク
「SiteLock CDN」は、国内2拠点(東京・大阪)を含む世界30拠点にキャッシュサーバーを分散配置しています。この世界各拠点を巡る高速配信ネットワークを活用することで、ユーザーのリクエストに最も近いキャッシュサーバーからWebコンテンツを高速かつ安定的に配信いたします。また、効率的なデータ転送方式やコンテンツの種類に応じて自動で最適化する圧縮技術によって、さらなる配信速度の向上を図っています。
<「SiteLock CDN」サービス概要>(金額は全て税抜)
初期費用 | なし |
月額料金 | 5,000円 |
転送量課金 | なし |
契約期間 | 1ヶ月/12ヶ月 |
対応プロトコル | HTTP、HTTPS、HTTP/2 |
対応コンテンツ形式 | 動的コンテンツ、静的コンテンツ |
配信拠点 | 国内2拠点(東京/大阪)を含む世界30拠点 |
GMOクラウド社は、2016年9月に提供開始した、脆弱性診断およびマルウェアの検知・駆除サービス「SiteLock」、この度のWebサイトの安定化を実現する「SiteLock CDN」に続き、今後もWebサイトの安全・安心を高めるサービス拡充を積極的に推進してまいります。
【GMOクラウド株式会社とは】
1996年のサービス開始以来、ホスティング事業者として13万を超える法人のお客様のサーバー運用実績と国内およそ6,500社の販売代理店を有しています。2011年2月にクラウドソリューション「GMOクラウド」を立ち上げクラウドサービス事業に本格的に参入して以降、クラウド事業に主軸を置いて国内のみならず世界へ向けてサービスを展開し、グローバル企業を含む多くの企業に最適なITインフラを提供しております。
また、2007年より「GlobalSign」の電子認証サービスを連結会社のGMOグローバルサイン株式会社を中心に、ベルギー、英国、米国、中国、シンガポール、フィリピン、インド、ロシア、ドバイの拠点を通じてグローバルに展開しております。
-
【報道関係お問い合わせ先】
●GMOクラウド株式会社 社長室 広報担当 遠藤・松下
TEL:03-6415-6100 FAX:03-6415-6101
E-mail:pr@gmocloud.com
●GMOインターネット株式会社
グループ広報・IR部 石井・島田
TEL:03-5456-2695 E-mail:pr@gmo.jp
会社情報
-
-
GMOクラウド株式会社
-
株式情報 東証一部(証券コード3788) 所在地 東京都渋谷区桜丘町26-1 セルリアンタワー 代表者 代表取締役社長 青山 満 事業内容 ■クラウド・ホスティング事業
■セキュリティ事業
■ソリューション事業資本金 9億1,690万円
-
-
-
GMOインターネット株式会社
-
株式情報 東証一部(証券コード9449) 所在地 東京都渋谷区桜丘町26-1 セルリアンタワー 代表者 代表取締役会長兼社長 グループ代表 熊谷 正寿 事業内容 ■インターネットインフラ事業
■インターネット広告・メディア事業
■インターネット金融事業
■モバイルエンターテイメント事業資本金 50億円
-
※記載されている会社名、製品名は、各社の商標、もしくは登録商標です。
Copyright (C) 2017 GMO CLOUD K. K. All Rights Reserved.