2018年9月6日
GMOクラウドと三井住友海上グループのエーシー企画
自動車向けIoTソリューションの販売支援で業務提携
〜アフターサービスの充実で『IoTでヒトとクルマを守るカーライフ』を目指す〜
- GMOクラウド株式会社
GMOインターネットグループのGMOクラウド株式会社(代表取締役社長:青山 満 以下、GMOクラウド)は、三井住友海上火災保険株式会社(代表取締役社長:原 典之 以下、三井住友海上)グループのエーシー企画株式会社(代表取締役社長:依田 卓弥 以下、エーシー企画)と業務提携し、三井住友海上ならびにエーシー企画が支援する整備業組織「アドバンスクラブ」の会員企業に向けた、GMOクラウドの自動車向けIoTソリューションの販売および販売支援を、2018年10月1日(月)より開始いたします。
具体的には、GMOクラウドが提供している車両コンディションの自動解析・遠隔診断ができるスマホアプリ「
【業務提携の背景と概要】
近年、自動車産業においては、IoT技術を活用した、インターネットにつながるクルマ「コネクテッドカー」の開発・活用が進められています。「コネクテッドカー」は、車両に搭載したセンサーを通じて、車両状態や周囲の道路状況などのデータをリアルタイムに収集・分析できることから、安全で便利なカーライフの実現に向けて重要性が高まっています。しかし、「コネクテッドカー」としての機能が実装された自動車は、まだ車種が限定されているほか、自動車の販売や整備を行う事業者にとっては対応の難しさが課題となっていました。
こうした中GMOクラウドは、国産車/輸入車、メーカーを問わず、幅広い車種を「コネクテッドカー=つながるクルマ」にするべく、車載コネクタを通じて車両コンディションの自動解析と遠隔診断が行える、自動車向けIoTソリューションを開発し、2017年9月より提供しております。
一方、整備業組織「アドバンスクラブ」では、会員企業とお客様(カーオーナー)をつなげ、タイムリーなアフターサービスを提供するべく、GMOクラウドの自動車向けIoTソリューションを利用したサービスの検討を進めており、今年4月からはモデル店舗での実証実験を行ってまいりました。
そしてこの度、実証実験でも十分な成果が確認できたことから、GMOクラウドとエーシー企画は2018年9月5日(水)に業務提携を行い、2018年10月1日(月)より、「アドバンスクラブ」の会員企業に向けた自動車IoTソリューションの販売および販売支援を開始することといたしました。今後は、両社の強みを活かしながら、『IoTでヒトとクルマを守るカーライフ』の実現に向けて、IoTを活用した整備事業およびアフターサービスの提供を推進してまいります。
【「LINKDrive」を活用したアフターサービスの概要】
車両コンディションの自動解析・遠隔診断ができるカーオーナー向けスマホアプリ「LINKDrive」と、その利用に必要な車載コネクタ(LINKDriveコネクタ)および、事業者向け管理ツール「LINKDrive PRO」を導入することで、お客様の車両状態・走行データを店舗の端末(PC、スマホなど)からリアルタイムでチェックできるほか、その情報をもとに、お客様に合わせた最適な情報をスマホアプリへ発信することが可能になります(※)。
また、車両データはクラウドシステムが常時解析しているため、例えばバッテリー始動電圧の低下が検知され始動不良が想定される場合など、異常やトラブルが発生する前に、お客様のスマホとかかりつけの整備工場の端末へ予防整備のアラームが自動で通知されます。
これにより、お客様の車両状態やニーズに合わせたタイムリーなアフターサービスが可能になります。
※車両情報の閲覧および情報発信は、アプリでマイショップ登録を行い、事前に店舗へ車両情報の共有を承諾したお客様が対象となります。
【業務提携による今後の取り組みについて】
今後、GMOクラウドとエーシー企画は、「アドバンスクラブ」の会員を対象に、「LINKDrive」および「LINKDrive PRO」の紹介と、アフターサービスと組み合わせた活用方法を説明するセミナー・講習会を10月より全国各ブロック、支部単位で開催いたします。
これにより、両社および「アドバンスクラブ」会員が一体となり、全国で「つながるクルマ」の普及を推進するとともに、アフターサービスを通じて『IoTでヒトとクルマを守るカーライフ』を目指してまいります。
役割 | 取り組み内容 |
GMOクラウド | セミナー・講習会資料作成、マニュアル作成・案内、セミナー・講習会講師(座学・実技)、注文受付・発送 |
エーシー企画 | アドバンスクラブ各ブロック・支部への販売展開、セミナー・講習会の企画・開催を支援 |
アドバンスクラブ会員 | お客さまへのLINKDriveコネクタ取り付け提案、発注業務、取り付け作業・納品業務 |
【「LINKDrive」とは】(URL:https://linkdrive.jp/ )
「LINKDrive」は、車載コネクタを通じて車両のデータをクラウド上に蓄積し、自動で解析したマイカーのコンディションをスマホアプリで「見える化」するサービスです。また、クラウド型スキャンツール「LINKPit byGMO」(https://linkpit.jp/ )を導入している整備工場と連携すれば、車両の遠隔診断を受けることができます。
【「LINKDrive PRO」とは】(URL:http://linkdrive.jp/pro/ )
「LINKDrive PRO」は、自動車販売やクルマのサポートをサービスとしてご提供されている事業者様向けのサービスです。「LINKDrive」をご利用のお客様の車両データを、店舗の端末からリアルタイムでチェックできるので、お客様一人ひとりに合わせたご案内ができ、これまでにないコミュニケーションを作り上げることができます。また、「クルマイレージ」機能に対応すれば、お客様の走行距離に応じて、店舗のクーポンと交換できるポイントを付与することができます。
【エーシー企画株式会社とは】(URL:http://www.ac-planning.com/ )
三井住友海上代理店の優良自動車整備工場の組織である「アドバンスクラブ」の活動をサポートしている三井住友海上のグループ会社です。事務局を担当している三井住友海上と連携して、セミナー運営、物販斡旋、各種情報提供等アフターマーケットの専門支援会社としてサポート業務を幅広く行っています。
【「アドバンスクラブ」とは】(URL:http://www.advance-club.com/ )
「アドバンスクラブ」は、三井住友海上とエーシー企画がサポートする整備業界トップレベルの会員による全国組織です。会員企業の経営の安定と健全な発展を目指すとともに、お客さまの豊かなカーライフの創造と社会の発展に貢献し、会員相互の啓発及び親睦を図ることを目的としています。本部事務局を三井住友海上本社内に置き、全国12ブロック、63支部で構成されています。また、各支部事務局は三井住友海上の各支店に置いています。
【GMOクラウド株式会社とは】
1996年のサービス開始以来、ホスティング事業者として13万を超える法人のお客様のサーバー運用実績と国内およそ6,400社の販売代理店を有しています。2011年2月にクラウドソリューション「GMOクラウド」を立ち上げクラウドサービス事業に本格的に参入して以降、クラウド事業に主軸を置いて国内のみならず世界へ向けてサービスを展開し、グローバル企業を含む多くの企業に最適なITインフラを提供しております。
また、2007年より「GlobalSign」の電子認証サービスを、連結会社のGMOグローバルサイン株式会社を中心にベルギー、英国、米国、中国、シンガポール、フィリピン、インド、ロシア、ドバイの拠点よりグローバルに展開しております。
さらに、2017年からはIoT事業を開始し、自動車向けIoTソリューションの開発や、無料コンサルティングでIoTビジネスの実現を支援する「IoTの窓口 byGMO」を提供しています。
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【報道関係お問い合わせ先】
●GMOクラウド株式会社 社長室 広報担当 遠藤・松下
TEL:03-6415-6100 FAX:03-6415-6101
E-mail:pr@gmocloud.com
●GMOインターネット株式会社
グループ広報・IR部 石井・島田
TEL:03-5456-2695 E-mail:pr@gmo.jp
会社情報
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GMOクラウド株式会社
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株式情報 東証一部(証券コード3788) 所在地 東京都渋谷区桜丘町26-1 セルリアンタワー 代表者 代表取締役社長 青山 満 事業内容 ■クラウド・ホスティング事業
■セキュリティ事業
■ソリューション事業資本金 9億1,690万円
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GMOインターネット株式会社
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株式情報 東証一部(証券コード9449) 所在地 東京都渋谷区桜丘町26-1 セルリアンタワー 代表者 代表取締役会長兼社長 グループ代表 熊谷 正寿 事業内容 ■インターネットインフラ事業
■インターネット広告・メディア事業
■インターネット金融事業
■仮想通貨事業資本金 50億円
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