2020年8月19日
日本の脱ハンコを後押しする「さよなら印鑑キャンペーン」中間報告!
『みんなの”無駄ハンコ実態調査”2020』
投票数6万票突破!エピソード数1万6000件超!
『みんなの”無駄ハンコ実態調査”2020』
投票数6万票突破!エピソード数1万6000件超!
- GMOインターネット株式会社
GMOインターネットグループは、2020年4月17日に「お客様手続きにおける印鑑の完全廃止」「契約は電子契約のみとする」の方針を打ち出して以来、『脱ハンコ』に取り組んでいます。そして、この輪を広げるべく、2020年6月26日から『さよなら印鑑キャンペーン』を実施しています。
この度、本キャンペーンにおいて行っている、『脱ハンコ』に対する賛否のご意見や、不要だと思われたハンコに関するエピソードなどをお伺いする『みんなの”無駄ハンコ実態調査”2020』について、中間報告を発表いたします。
なお、本キャンペーンは9月30日(水)18:00まで行っています。キャンペーン終了後には、より詳細な「みんなの”無駄ハンコ実態調査”2020」の調査結果を発表する予定です。
【『みんなの”無駄ハンコ実態調査”2020』中間報告(2020年8月18日時点)】
■調査結果のサマリー ●『脱ハンコ』投票数は、総数で6万3669票にのぼり、うち賛成が5万3849票(85%)、反対が9820票(15%)という結果になりました。 ●不要なハンコの経験は、「行政関係」(39%)が最多で、次に「会社関係」(26%)となりました。 ●お寄せいただいた“不要だと思われたハンコ”などに関するエピソード数は1万6581件集まりました。(※1) エピソードの中には、「三文判」や「印鑑登録」の制度の必要性について言及するものや、「マイナンバー」があれば本人確認は十分、手書きのサインで代替できないのかといったご意見の他、神戸市における区役所での手続きのデジタル化といったモデルケースのエピソードもお寄せいただきました。 (※1)お寄せいただいたエピソードは一部抜粋して、【参考資料】でご紹介します。 |
<調査概要>
●調査テーマ : |
みんなの”無駄ハンコ実態調査”2020 |
●調査対象 : |
インターネットユーザーおよびGMOインターネットグループ顧客のキャンペーン参加者 |
●調査期間 : |
2020年6月25日(金)〜8月18日(火)時点 |
●調査方法 : |
インターネットリサーチ |
●回答数 : |
合計6万3669名 ・GMOインターネットグループ顧客(クローズ調査)2万7058名 ・Twitter(オープン調査) 3万6611名(※2) |
(※2)Twitterからの投票ご参加は、『脱ハンコ』に対する賛成・反対のご意見のみとなります。
中間発表の詳細は【参考資料】をご参照ください。
【「さよなら印鑑キャンペーン」について】
現在実施中の「さよなら印鑑キャンペーン」は、9月30日(水)18:00まで行っています。まだご参加いただいていない方は、ぜひご参加ください。
キャンペーンの詳細は、こちら(URL:https://www.gmo.jp/news/article/6832/ )をご覧ください。
<『さよなら印鑑キャンペーン』> (1) GMOインターネットグループのサービスをご利用の1,300万件超(※3)のお客様を対象に、『脱ハンコ』のご意見を伺うとともに、不要だと思われたハンコに関するエピソードなどをお伺いする『みんなの”無駄ハンコ実態調査”2020』を行っています。 (2) これにご参加いただいたお客様へ、最長2年間(※4)、電子契約サービス「GMO電子印鑑Agree」の「契約印プラン(電子サイン)」(旧:スタンダードプラン)を無償提供します。 (3) 『みんなの”無駄ハンコ実態調査”2020』で集まったエピソードを紹介する、「さよなら印鑑.com」(URL:https://www.sayonara-inkan.com)を公開しています。本サイトを通じて、一般の方にも『みんなの”無駄ハンコ実態調査”2020』への参加を呼び掛けています。 (4) 『みんなの”無駄ハンコ実態調査”2020』の調査結果は統計資料としてまとめ、政府(※5)へ提出します。 (5) 『みんなの”無駄ハンコ実態調査”2020』の調査にご参加いただいた方を対象に、現金100万円をはじめ、総額1,000万円をプレゼントします。 |
(※3)インターネットインフラ事業、金融・暗号資産事業のご契約件数。(2020年3月末時点)
(※4)新型コロナ感染症のワクチンが国内で認可されるまで最短1年間、最長2年間無償提供いたします。キャンペーン開始より1年以内に認可された場合でも1年間は無償になります。また、2年以内にワクチンが認可されない場合でも無償提供期間は最長2年間になります。
(※5)規制改革推進会議および行政改革推進会議などの関連機関・機構への提出を予定しています。
【参考資料】
(表1)「脱ハンコ」への賛成・反対について[N=63,669 単一回答]
(オープン・クローズ調査の合算)
「脱ハンコ」への投票は、Twitter経由(オープン調査)が3万6611票、GMOインターネットグループのサービスのお客様(クローズ調査)が2万7058票、総数6万3669票となりました。 そして、賛成は5万3849票と85%にのぼり、反対は9820票と15%となりました。 圧倒的に「賛成」が集まりましたが、1.5割以上が「反対」(必要)と考えており、「ハンコ」が必要とされる場面をよく理解したうえで、どのように置き換えていくか、無くしていけるかを皆で考えていく必要があるといえます。
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(表2)不要なハンコを経験した場所について [N=27,059 単一回答]
(GMOインターネットグループのサービスをご利用の方を対象にしたクローズ調査)
不要なハンコを経験した場所をお伺いしたところ、「行政関係」(39%)を挙げられた人が最多となりました。次に、「会社関係」(26%)、「銀行関係」(16%)となりました。 エピソードと合わせてみると、行政機関では役所の窓口で本人確認(免許証、マイナンバーカード、保険証)を行い、自筆でサインもしているのに、なぜハンコが必要なのかといった疑問を上げるエピソードが数多く見受けられました。 |
■不要だと思われたハンコなどに関するエピソード(一部抜粋)
●神戸市役所エピソード |
神戸市では区役所に各種証明をもらいに行っても、数年前からは申請用紙にはもう押印欄はありませんよ。宅配便も受取りに必要だと思いハンコを用意していたら、ポータブル端末に指でサインしてください!!と言われるし、マンションの電気やガスの定期健診やCATVの設置完了でもポータブル端末に指でサインしてください!!と言われました!!私は市役所勤務ですが、OA化が進んでいて、数年前からハンコは使っていません。よくよく考えたら、どうしても必要な時は不動産の売買とかで実印がいる時ぐらいじゃないでしょうか?!でも、日本の文化が消えるのも少し寂しい気もしますね!! |
●「ハンコ」は偽造されやすい |
・役所に行ったときに免許証など身分を証明するものを持っている例外判子を強要されるのは納得いかない。なぜなら免許証などの証明のほうがたしかで、判子なんかはいくらでも偽造できる。まだ外国みたいにサインのほうがましだと思う。筆跡鑑定でだいたい本人かがわかるから、以上です。 ・実印以外は、簡単に購入出来る上、偽造もしやすいにも関わらず、何の証明も出来ない物を長年使用している制度は、無駄としか言いようがありません。家族で別の印鑑を使用するように、駄目押しまで書いている役所の書類、世界標準から遅れをとっている日本文化すら感じます。 ・判子がなくて困った時に本人だとは分かっていますが100円均一でいいから買ってきてくださいって言われました。もう一度出直す事になり困ります。安い判子より署名の方が偽造防止になるし、判子もいいけどとても不便だと思いました。 |
●本人確認は「マイナンバー」で十分 |
・確定申告にて、マイナンバーカードの添付をしているのにハンコまで必要なのが謎すぎる。 ・個人事業主をやっています。持続化給付金を申請する際、税務署の収受印がないというだけで書類を弾かれました。マイナンバーなどで紐付けして個人情報を閲覧できるはずなのに、ただひとつの印がないだけで何故?と思いました。 ・マイナンバーカードを持参し、本人確認もできているのに書類には押印欄があり、印鑑無しは認められず家に印鑑を取りに戻った。コンビニではマイナンバーカードがあれば住民票等も発行できて便利。役所では印鑑がないとダメ。本末転倒ではありませんか? |
●サインで十分ではないか? |
・市職員です。正直、市民の方から提出いただく書類すべての印鑑が無駄です。すべてです。期限が迫っていたため、急いで遠方からタクシーで来ていただいたのに、印鑑忘れで書類受理できないとか、お互い悔しくてたまりません。目の前に本人がいるのになぜサインでだめなのかと。「役所は印鑑が絶対いるんです」と謝罪しながら、ほんとに歯痒い思いを何度もしてます。 ・ほぼ全てが「無駄な捺印」だと思います。医療機関勤務の者ですが、ありとあらゆる同意書類に、片っ端から捺印が必要というのは、どうにも理解しがたいです。患者側の立場になることもありますが、同様に思います。世の中にはびこるハンコ習慣のほとんどは、電子認証すら必要なく、自筆のサインで十分なものが大多数ではないでしょうか? |
●「印鑑登録」制度が無駄 |
・ハンコはとにかく全て無駄だと思いますが、最大の無駄は「印鑑登録」制度だと思います。私は元市役所職員ですが、「印鑑登録」のために全国の市町村役場で費やされる人員と予算は膨大なものであり、しかも、文書偽造などを防止する効果は微々たるものでしかないと断言できます。 ・車を購入する際に印鑑登録を行いに役所に行きましたが、印鑑の縁に傷があって登録出来ないと言われました。名前には傷が無いのに何で駄目なんだと詰め寄りましたが、規定により登録出来ないの一点張りでした。その為にまた印鑑を購入して、また役所に行くと言う無駄がありました。 ・印鑑登録していたハンコが経年劣化ですり減っていたので役所の手続きが出来なかったことがあった。 |
●「三文判」は必要か? |
・公共事業の入札所にハンコ(三文判)を一箇所忘れて失格になってしまったそもそも大量にある入札参加申請書を提出している企業しか参加できないのに、いまさら何で三文判をさらに押さなきゃいけないのか意味がわからない。 ・役所に行って印鑑登録をしようとしたら登録する印鑑以外に認印(三文判)が必要と言われた。100円ショップでも買える三文判が無いと1億円の契約に使う印鑑登録ができないなんて一体何を証明する印鑑の文化なのか。 ・ハンコは盗まれる。偽造される。紛失する。焼失する。確認はもっぱら目視。こんなセキュリティレベルの低い証明方法は他にないのに役所の書類には必須。当方、食品等の輸入業務を行っていますが、申請やら登録に大量の書類提出が求められ、そのすべてに捺印が必須です。三文判をおすことに何の意味があるのか、まさに無駄だと毎回感じています。 |
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【本キャンペーンに関するお問い合わせ先】
●GMOインターネットグループ
さよなら印鑑キャンペーン事務局(GMOクラウド株式会社内)
お問合せは以下サポートページからお願いいたします。
URL:https://gmo-agree.zendesk.com/hc/ja/categories/900000104286
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【報道関係お問い合わせ先】
●GMOインターネット株式会社
グループコミュニケーション部 広報担当 石井
TEL:03-5456-2695 E-mail:pr@gmo.jp
会社情報
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株式情報 東証一部(証券コード9449) 所在地 東京都渋谷区桜丘町26番1号 セルリアンタワー 代表者 代表取締役会長兼社長・グループ代表 熊谷 正寿 事業内容 ■インターネットインフラ事業
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