「GMO賃貸DX オーナーアプリ」が電子帳簿保存法における
「検索機能の担保」に対応
〜収支報告書の検索機能実装により、書類管理がさらに快適に〜

　GMOインターネットグループのGMO TECH株式会社の連結会社で、不動産賃貸領域におけるDXを支援するGMO ReTech株式会社（代表取締役社長：鈴木 明人　以下、GMO ReTech）は、2024年5月22日（水）より、賃貸管理会社向けプラットフォーム「GMO賃貸DX オーナーアプリ」へ収支報告書の検索機能を実装し、電子帳簿保存法における「検索機能の担保」に対応したことをお知らせいたします。
　電子帳簿保存法において、電子データの保管に求められる「可視性の確保」を担保するため、収支報告書を「取引先」「金額」「送金期間」でフィルターをかけることが可能な検索機能の実装を行いました。これにより、オーナーと不動産管理会社はこれまでより快適に書面を管理いただけます。

【対応の背景と概要】

　不動産業界では、日々の取引や管理業務において大量のデータが発生し、その管理は煩雑を極めます。これに対し、電子帳簿保存法の施行により、データの保存や管理に関する規制が強化されました。これまでの紙ベースの帳簿管理から、電子データでの管理への移行が求められています^（※）。
　GMO ReTechが提供する賃貸管理会社向けプラットフォーム「GMO賃貸DX オーナーアプリ」では、収支報告書をオンラインでオーナーへ共有することができます。紙でのやり取りをオンラインへ切り替えることにより、不動産管理会社の業務効率化やコスト削減に貢献してまいりました。また、電子帳簿保存法への対応としては、ガイドラインに関する参考資料の案内を行なっていました。

　一方で、電子帳簿保存法の「電子取引のデータ保存」には、可視性を確保できる形での保存が義務付けられており、要件の1つに「検索機能の担保」があります。
　この度、「GMO賃貸DX オーナーアプリ」をご利用いただく不動産管理会社やオーナーより多くのご要望をいただき、不動産管理会社やオーナーの法令遵守へ貢献するため、収支報告書の検索機能をこのたび実装いたしました。

■検索機能について
　オーナーは、年次・月次収支報告書を「取引先（不動産管理会社）」「金額」「送金期間」でフィルターをかけて検索することができるようになり、さらに不動産管理会社は「オーナー」ごとに収支報告書を検索することが可能となります。
　これにより、「GMO賃貸DX オーナーアプリ」をご利用いただくオーナーと不動産管理会社双方の閲覧できる条件が揃うことで、同じ目線で書面を確認でき、書面のやり取りがスムーズになることが期待できます。

　GMO ReTechは、今後も法整備に対する取り組みを行い、サービスの向上に努めてまいります。

（※）参照：https://www.nta.go.jp/law/joho-zeikaishaku/sonota/jirei/02.htm

【「GMO賃貸DX オーナーアプリ」について】

　「GMO賃貸DX」は、不動産管理会社と不動産オーナー間の円滑なコミュニケーションを実現できるアプリケーションプラットフォームです。
不動産管理会社と不動産オーナーをつなぐことで、賃貸管理における業務効率化（DX化）を実現しながら、不動産オーナーの快適な資産管理をサポートし、満足度向上へ向けてサービス拡充やUI・UXの改善に努めています。

【GMO ReTech株式会社について】

　GMO ReTechは「賃貸運営を楽にする」をミッションに掲げ、不動産テックのサービスブランド「GMO賃貸DX」のもと、「GMO賃貸DX オーナーアプリ」と「GMO賃貸DX 入居者アプリ」を提供し、不動産賃貸領域におけるDXを推進するサービスを展開しています。「GMO賃貸DX」を通じて、今後も賃貸運営に関する煩雑な業務や手仕事による業務をいかに楽にしていくかを追求したサービスを展開してまいります。

■参考
・不動産賃貸管理会社向けDXプラットフォーム「GMO賃貸DX」
　URL：https://chintaidx.com/
・不動産賃貸管理会社向けオーナーアプリ「GMO賃貸DX オーナーアプリ」
　URL：https://chintaidx.com/owner/
・不動産賃貸管理会社向け入居者アプリ「GMO賃貸DX 入居者アプリ」
　URL：https://chintaidx.com/resident/
・不動産賃貸のDXマガジン「GMO賃貸DX WEBメディア」
　URL：https://chintaidx.com/media/